「いしかわ伝統工芸フェア2006 百美展」で食べた「つる幸」のお弁当に名人のそば
先週の三連休に石川県産業展示館で開催されていた「2006伝統工芸ふれあい広場いしかわ」と「いしかわ伝統工芸フェア2006 加賀・金沢・能登・百美展」に行ってきた。
これは、今年で23回を数える「伝統的工芸品月間国民会議」にあわせて開催された催し物で、九谷焼、輪島塗、山中漆器、加賀友禅など地元の伝統工芸品はもちろん、全国の伝統工芸を一度に見ることが出来る催し物で、人間国宝など巨匠作家の新作展示会や、何故か、俳優の津川雅彦さん、松坂慶子さん、石川出身のパティシエ辻口博啓さんなどを招いたトークショーなどもあったりして、開催期間中も大勢の人で賑わった。
ご存知の通り、石川県は多くの伝統工芸を抱えている。特に「いしかわ伝統工芸フェア2006 加賀・金沢・能登・百美展」は、これまでは東京で開催されていたようだが、今回初めて地元でも開かれたということで、石川県のほうも力が入っていたようである。
また、「伝統的工芸品月間国民会議」は昭和58年から毎年各地で開催している。
さてここで、グルメブログらしく、グルメネタに移ろう!
「百美展」の会場では、県内の和菓子、お酒、物産品が展示販売されていた。また、県内の有名料亭、大友楼、つば甚、金城楼、千取寿司、つる幸のお弁当が一個2,000円で売られていた。
大友楼はお弁当もやっているし、金城楼や千取寿司のも、大体予想がつくような気がしたが、高岡町の「つる幸」のお弁当は気持ちがそそられた。
何せ、お店にも行ったことがないし、「つる幸」が作るお弁当とはどんなものか興味がわくわく!(笑い)
それに、売っている人に聞くと、こちらは4日と、5日限定で、予約が多く会場で販売される個数が一番少ないとのこと。確かに見ると、他のお店とは圧倒的に数が少ない!
だが、お弁当の大きさも圧倒的に小さい!(笑い) しかし、まぁ、ここはやっぱり「つる幸」のお弁当だろう!?(爆)
ご覧の小さな2段重ねのお弁当。身なりは小さいが中身は濃い!ご飯は松茸と栗の炊き込みご飯。上品な味で素晴らしい。料理の方も小さな箱に玉手箱のように和食の技がちりばめられた逸品。
刺身(昆布〆)、焼き物(銀だら)、揚げ物(鳥の唐揚)、煮物(里芋と野菜、こんにゃくの煮付け)、玉子焼き、フルーツ(ブドウ)などが、ぎっしりとこれでもかと詰め込まれていた。
さすが、つる幸である。是非、一度、お店にも行ってみたいと思わせてくれたお弁当であった。
あと、会場では、全国そば打ち選手権、第9代全日本名人の岡本幸広さん(福井)が打ったそばを食べることも出来た。一杯500円。それがこちら。
量は少なかったが、やっぱり美味しかった!
いや、今回、事前調査をまったくせずに行ったのに、こんなにグルメネタを拾えるなんてラッキー。
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コメント
ucaさん
こんばんは。
こちらこそコメントありがとうございます。
フェアを見ていても感じましたが、石川県は伝統工芸の宝庫ですね。
ずっと大切にしていきたいです。
もっともっと日常生活でも使っていかねば!
では、今後ともよろしくお願いします。
投稿: あさぴー | 2006/11/08 22:17
はじめまして。トラックバックを見て遊びにきました。
以前もトラックバックしていただいてありがとうございます。
私も行きましたよ、いしかわ伝統工芸フェア。
いろいろと見ごたえがあって楽しかったです。
投稿: uca | 2006/11/08 21:39