新潟「小嶋屋」の「へぎそば」はノド越しが身上、歯ごたえもいいお蕎麦
久しぶりに新潟に出かける用事があった。日帰りで慌しかったが、お昼に、いわゆる越後蕎麦と言われる蕎麦を食べたかったので、地元の人のお勧めのお店に行ってきた。
お店の名前は「越後十日町小嶋屋」。本店は十日町にあり、皇室にも献上された蕎麦を作っているようだ。訪れたのは新潟県庁そばのお店。
しかしながら、帰って調べたら、「小嶋屋総本店」「長岡小嶋屋」など、似たような名前のお店が色々あるのがわかった。よく調べていないのでわからないが、全国どこにでもある本家・元祖争いの結果かもしれない。
「へぎそば」は魚沼地方独特のそばの食べ方で、「へぎ」と呼ばれる木の器にきれいにならべられており、つなぎに「布海苔(ふのり)」と呼ばれる海草を使っているのである。
通常、蕎麦のつなぎとして使われるのは、小麦粉や卵、自然薯など。海草を使っているのはとても珍しいと思う。
個人的には10割そばが好みだが、「布海苔」を使った蕎麦ということで初体験に心ワクワクであった。
で、こちらが、その「へぎそば」。
4人前で3,570円である。大人3人で食べたが、見た目よりはボリュームがあって、最後はお腹一杯に。
蕎麦は「手振り」といって、一人、一人 食べやすいように、丸く一口ずつになっている。
肝心の味のほうであるが、まず、ノド越しの素晴らしさに感心させられた。小松うどんに合い通じるものがある。そして、コシの強さも、普通の蕎麦のコシとはちょっと違って、弾力があって私好み。
「布海苔」そのものの味はしない。蕎麦の味もほのかにする程度で、この辺は好みが別れるところだろう?
さて、蕎麦屋には付き物の「天ぷら」はこちら。野菜と海老二尾が付いている。揚げたてサクサクで、こちらも美味しかった。
いかがだろうか?新潟に行った折に食べてみては。
| 固定リンク
「中部のグルメ(北陸除く)」カテゴリの記事
- 名古屋の立派な建屋のお店「万両寿し」では2千円以下で豪勢なランチを楽しむことが出来ます(2016.07.11)
- 京都ラーメンを静岡で食べる「ラーメン魁力屋 静岡インター店」醤油にこだわりの九条ネギラーメン(2016.07.07)
- 福井県産そば粉を使った上品なそばを食べさせてくれる、岡崎「そば清(そばせい)」で小えびの天せいろ(2016.06.25)
- JR岡崎駅近く「喜楽家 和」は意外と言っては失礼だが満足度高めの居酒屋でした(2016.06.29)
- 名古屋の小さなお店「昔ながらの洋食家 おおくま」で定番ランチは海老フライとハンバーグのコンビセット(2016.07.03)




コメント
junちゃん
こんばんは。
確か、新潟はおばーちゃんのところでしたね!?
「へぎそば」なかなか美味しい蕎麦でした。
内灘にも食べさせてくれるところがあるみたいですから、行ってみては?
投稿: あさぴー | 2006/09/24 21:24
小嶋屋のおそば、大好きです♡
ウチの親戚が新潟&お店も近くにあるので
田舎御飯の〆は、いつも小嶋屋のおそば(出前)です♪
あぁ~食べたくなってきたっ。
投稿: jun | 2006/09/24 19:22
DONさん
こんばんは。
先ほどまで、ウッチー&しゅうさんと一緒でした。
で、今日は久しぶりにahaさんのオフィスにお邪魔してました。
8日は残念です。
また、ゆっくりと!
投稿: あさぴー | 2006/09/23 23:22
小嶋屋の社長は昨年度のYEG(商工会議所青年部)の北陸信越ブロックの代表理事を務めた方で存じております。
新潟地震のときは自分の会社にある在庫をいち早く被災者に送り、自分そっちのけでボランティアに徹した素晴らしい片なんです。
へぎそばはつるっとして、コシがあって美味しいですよね。私も大好きです。
投稿: DON | 2006/09/23 23:17