小松「食工房 花卯」夜のコース料理も楽しめました
小松大領町の「食工房 花卯」は前にランチの紹介をしたことがある。
そのとき「今度は夜に」と書いたが、ほぼ1年ぶりに訪れることが出来た。
今回はコース料理を頼むことに。ここの夜のコースは4,200円と5,500円のコースの二種類あり、私は4,200円のコースを頼むことにした。
前にも書いたことがあるが、ここのご主人は、私の好きな割烹料理店である「有川」で修行された方、しかし、有川さんの味を引き継ぎながらも、どちらかというと味などは京料理に近いかもしれない?
それほどに、繊細で上品で素材の旨さを引き出すことが上手い料理人だ。
さて、出された料理を順番に紹介していこう。
まず最初に出されたのは先付けで、「ごま豆腐のウニ乗せ」。通常、ごま豆腐はごまを炒って使うのだが、こちらのは炒らずにそのまま裏ごししているので、ごまの味と香りが、ほんのりとする上品な味わいに仕上がっている。舌触りもいい。
もう一つの先付けは「肉じゃが」。
で、このとき気が付けばよかったが、後で出された温物も「豚の角煮」。(^^;;
残念ながら、レンコンの小豆詰めのみ食べた。(T_T)嫌いなものを先に言っておけばよかった。あまり和食の店では肉が出ないと思い込んでいたのでうっかりしていた。
椀物は、夏らしく鱧。鱧に少し焼き目を入れて、こちらも上品な味に仕上げている。
そして、お造りの盛り合わせ。
こちらは、八寸で、揚げ物の「鱧の柿の種揚げ」「生湯葉」「平目の昆布〆」で、「鱧の柿の種揚げ」は、あの柿の種をつぶして衣にして揚げたもの。なかなか美味しかった。
食事のほうは、「ちりめん山椒かけご飯」か、「稲庭うどん」のどちらかを選ぶことが出来る。
どちらも捨てがたい!(笑い)稲庭うどんは、温かいうどん。湯掻いた後、冷水でしめてから再度汁の中に。味は薄味であくまでも上品に。
下の写真は、最後のデザート。
いかがだろうか?夜も、なかなかリーズナブルな値段で、本格的な和食を楽しめる「花卯」である。
花卯
小松市大領町そ126-2
TEL 0761-22-0029
月曜休
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