ミス日本グランプリ受賞されて、現在は挿絵画家の中村麻美さん
中村麻美さんも、前に紹介した稲葉みちよさんと同じく、日本文化経済リサーチセンターというNPO法人で、同じ理事としてご一緒させていただいている。
彼女自身は、まず、この「第十九代ミス日本グランプリ」という紹介をされるのが好きではないらしいが、どうしても、このことには触れざるを得ない。(笑い)
しかし、ミス日本グランプリを受賞して、その後、画家の道に転身されたのは、中村麻美さんだけだろう?
元ミスグランプリという肩書きが最初に紹介されるということに対しての反応は、その辺の彼女の自信の表れかもしれない?
ところで、I-Mediaの加藤和郎さんの紹介では、「ミス日本史上最後の日本人体型のグランプリです」ということらしいが……?(笑い)
おっと、笑うのは彼女に失礼かな?(^^;;
中村麻美さんは三重県生まれ。津田塾大学を卒業後、NHK-BSの「ラウンドアップ日本」のキャスターを努めながら、深層心理学に基づく「ものがたり」を独自に研究し、そして、メーテルリンク原作の「チルチルの青春」で、翻案と挿画の両方を手掛けたのをきっかけに画業の道へ歩みだしたという経歴の持ち主である。
現在は、作家宿として著名な神楽坂の「和可奈」をアトリエにして、日本画「麻美乃絵」の制作活動を行いながら、月間各誌に挿画を描くとともに、コミュニケーションアート専門学校というところで、「昔話に学ぶストーリづくりのヒント」なんていう講義などを行っているなど、多方面に活躍されている才女である。
さて、今回は彼女から特別に挿絵を送っていただいた。新聞小説の挿し絵3点で、上杉家の智将・直江兼続を主人公とした歴史小説「天地人」(作・火坂雅志氏 全460回)のうちの二枚である。
上の女性の絵は「兼続の恋人・千利休の娘 お涼」、それに、下は「明国の勅使に怒る秀吉」だそうだ。残念ながら「天地人」を読んだことはないが、登場人物たちの表情が、とてもいきいきと描かれているような気がする。
まさに、「天は二物を与えた」中村麻美さんの活躍に、これからも注目してほしい。
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コメント
おーばさん
こんばんは。
見習ってください!(爆)
小松に来たら、秘訣教えますよ!
投稿: あさぴー | 2006/06/21 22:22
相変わらずモテモテですねえ。
見習わないと。
投稿: おーば | 2006/06/21 22:11