九谷焼窯元「鏑木商舗」長町「おいしいいっぷく鏑木」で一服
元々、武蔵のエムザの隣に「鏑木商舗」はあったのだが、昨年末に長町の武家屋敷を改装して移転してきた。
金沢武家屋敷は、金沢の中でも観光名所として有名で、私のブログでも紹介したことがあるが、春夏秋冬問わずに、多くの観光客で賑わう場所である。
「鏑木商舗」は、創業1822年(文政5年)に初代当主・鏑木次助により九谷焼最初の商店として開店して以来180以上経つのだから、九谷焼の老舗中の老舗。
元々、武蔵にあったときにも、二階では食事やお茶を楽しむことが出来たのだが、なかなか入る機会がなかった。
今回、長町に移転してきたのを機会に、やっと「おいしいいっぷく鏑木」で、食事をしてきたので紹介したい。
「おいしいいっぷく鏑木」では、日本庭園を眺めながらお茶もできるのだが、私のほうはお茶室を改装した部屋で、静かに昼食を楽しむことにした。
昼食メニューは、以下の6種類。
お弁当〔華〕一汁六菜 ¥1800
お弁当〔雅〕一汁二菜 ¥1500
加賀野菜カレー ¥1000
蓮根ころっけ定食 ¥880
じゃこ飯どんぶり ¥1000
牛丼 ¥1000
私たちが行ったときは、すでに「お弁当〔華〕」が売り切れだったので、「お弁当〔雅〕」と「蓮根ころっけ定食を頼むことに。
こちらの写真は、「蓮根ころっけ定食」。金沢といえば加賀野菜の小坂蓮根が有名。その小坂蓮根を使ったコロッケ。ホクホクのコロッケは蓮根の食感もいい感じで美味しかった。ご飯は、土日は玄米飯が選べるのだが、この日はすでに売り切れで、普通の白米だった。
こちらは、「お弁当〔雅〕」で、同じく蓮根ころっけと、小鉢二品が付いていた。また、こちらのご飯は海鮮サラダライス。マグロと白身魚の刺身がちりばめられたもので、さっぱりとした味付けで美味しくいただけた。
あと、この「鏑木商舗」には、金沢九谷ミュージアムが併設されており、栃木県那須塩原市の鶏声磯ヶ谷美術館の鶏声コレクションの一部を無料で楽しむことが出来る。
もちろん、お店では九谷焼などをその場で買い求めることも出来るなど、食べるだけではなく、観光名所としてもいい場所である。
皆さんも金沢を訪れたときには一度覗いてみてはいかがだろうか!?
おいしいいっぷく鏑木
金沢市長町1丁目3-16(鏑木商舗内)
TEL 076-221-6666
11:30~22:00
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コメント
9らびゅ。さん
こんばんは。
鏑木さんのお店、空間といい、器といい、お料理といい、なかなかのものです。
遠来のお客を接待するには、とてもいいところだと思いますよ!
投稿: あさぴー | 2006/10/05 20:49
鏑木さんのところでは、
九谷焼の食器でお食事することができるんですね。
アイスクリームがおいしかった。。
商品の価格もリーズナブル。
観光客の方がいっぱい訪れていました。
大学の部活の友達にも
九谷焼を紹介したいわぁ。
投稿: 9らびゅ。 | 2006/10/04 23:56
カパコさん
この日は玄米は売り切れでした。
よって、何で炊いているかはわかりません。
カパコさん、近いんでしょう?
ご自分、もしくは、40代のめっしーくんと行かれては?
投稿: あさぴー | 2006/06/06 20:55
ここ、行きたいのです。
玄米、何で炊いているかわかります?
a.k.aのランチも終わっちゃったしな・・・
ここは土鍋で炊いた玄米でしたが、カパは圧力鍋で炊いた
玄米派。祥琴が圧力鍋ですね。
投稿: カパコ | 2006/06/06 14:22