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2006/03/30

閑静な住宅地に静かに佇むイタリア料理のお店、白山市「リストランテ ヤマモト」

白山市のもっとも南、金沢から小松方面に向かうと、加賀産業道路の手取川にかかる有料の橋の手前の信号を右に少し入った、山島台という住宅街の中に「リストランテ ヤマモト」はある。

最初は、場所を調べていかないと分かりづらいかもしれない。本当に閑静な住宅地に静かに佇むレストランなのである。

yamamoto_002

しかし、場所はわかりにくいが、近くまで行くと「ここだ!」とすぐわかる。ピンクと緑の外観でとても目立つつくりだからだ。

yamamoto_003

喧騒を離れゆっくりと食事をして頂ける店づくりをコンセプトに、自分が行きたいお店を目指して作ったというオーナー。元々は金沢の尾山町にお店を持っていたようであるが、それが何と、前に紹介した「四遊」という和食のお店なのである。ちょっとびっくり!確かに、四遊のご主人、前はイタリア料理のお店だったと言っていた。

さて、私が行ったのはランチ。ランチメニューには3種類あって、Aランチ 1575円(前菜・パスタまたはリゾット、デザート・パン・コーヒー)、Bランチ 2100円 (Aランチ+メインディッシュ)、Cランチ 2625円 (フルコース)だ。

値段的にも手頃であった。この日、私が頼んだのはBランチ 2100円のコース。

ちょうどこの日のパスタは、「海のものとトマトソースのスパゲッティ」「サルシッチャのタリオリーニ(タリエリーニ=taglierini)」「バジリコのバベッティーネ」「ブロッコリーとアンチョビのスパゲッティ」「カルボナーラ」の5種類、それにリゾットが「ほたるいかのリゾット」、計6種類の中から選ぶことが出来た。

どれにするか迷ったが、ここは手打ちのパスタが美味しいということなので、この日唯一手打ちのパスタであった「サルシッチャのタリオリーニ」にしようと思ったのだが、「サルシッチャって何ですか?」と聞いたところ、豚肉のミンチだということだった。肉がダメということを伝えたら、では「バジリコのタリオリーニ」にしますか?と言ってくれた!

yamamoto

私も即座に「それでお願いします」と言ったのだが、「タリオリーニ(タリエリーニ=taglierini)」は、フィットチーネよりも幅の狭い平麺パスタのことで、どちらかと言えば、フィットチーネと同じく濃厚なソースによく合うパスタだが、「タリオリーニ」の場合は、麺は細め(写真右上の一番左の麺がそう)なのでたぶん、どんなソースにでも合うのではないだろうか?

私も「タリオリーニ」を食べるのは初めてだったので、最初はとてもわくわくした。一口食べたときの感想は「ラーメンみたい」という感じだった。麺にはたまごを練りこんであるので、余計そう感じたのかもしれないが、味の方はバジリコのソースも含めてgood!

メインの方は「メバルのポワレ、生トマトソース」。生トマトの酸味が利いたソースと香ばしく焼かれたメバルの相性もなかなかであった。

最後、デザートは、「コーヒー味のクリームブリュレ、オレンジシャーベット」。もちろん、これらのほかにパンとコーヒー(エスプレッソ)が付く。

ご主人の考える「静かにゆっくりと食事を楽しむ」ことを十分に実現できているレストランではないかと思う。

リストランテヤマモト
TEL 076-277-4168
白山市山島台3丁目37
月曜休

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2006/03/28

祝!三年連続バーテンダー技能競技大会全国大会出場「エスメラルダ」

エスメラルダの中田君から2月下旬ににメールをもらった。

そのメールには、日本バーテンダー協会(NBA)主催の全国バーテンダー技能競技大会の中日本地区決勝大会で総合優勝したというものであった。

中日本地区決勝大会での優勝は昨年に引き続いてのもので、これで全国大会へは3年連続で出場することになる。まさに、全国大会の常連となった感がある。

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このバーテンダー技能競技大会には、「学科」「フルーツ」「課題カクテル」「創作カクテル」の4つの部門があり、その成績で総合優勝が決まるということであるが、中田くんの今年の成績は以下の通り。

学科・満点一位
フルーツ・三位
課題カクテル・一位
創作カクテル・三位

各部門、コンスタントな成績を上げている。

今年の課題カクテルのテーマは「食前酒」であった。彼は、『Original sin ~禁じられた果実~』というカクテルを引っさげて大会に臨んでいるが、このカクテルの詳細やレシピについては、こちらで書いているので興味のある方は見て欲しい。なお、味の方はと言えば、甘い中にもすっきりとした後味が好印象のカクテルであった。

estm2

今年の全国大会は6月に秋田で開催されるが、毎年、全国の競合が集う大会で、中田くんを持ってしても、過去二回の出場時にも入賞を果たしていない。是非、どっかの部門で上位入賞を果たして欲しいものである。

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2006/03/27

金沢片町Papa's Bar「鬼の棲家」は福の住む大人の隠れ家

前に紹介したお店「四遊」の前に「器屋」という手作りの和食器やキッチンウエアなどの生活具を売っているお店がある。

oninosumika9

今日、紹介する「鬼の棲家」は、そこのオーナーが始めたお店であるが、いまは息子さんが後を引き継いでやっているようある。

oninosumika このお店の特徴は、片町という賑やかな街の中にありながら、静かで美味しいお酒とちょっと粋で一工夫された料理の数々を、とても良心的な値段で楽しむことが出来ることだろう?

実は、このお店は、片町商店街組合の橋本さんに紹介されたお店だったのだが、なかなか行けなった。(^^;;

お店に入ると、一見、確かに怪しい雰囲気のお店。しかし、赤鬼を意識しているのか、赤いシャツを着た「てっちゃん」が笑顔で迎え入れてくれる。

展開は、カウンターに5~6人、それにテーブル席が二ヶ所だけの小さなお店。しかし、ご主人が考えたメニューの数々がカウンターの棚上に所狭しとお品書きとして掲げられている。

やっぱり、どうしてもそちらのメニューの方に目が行ってしまうのだが、ネーミングも秀逸なものが多く全部食べたくなるような物ばかりであった。

その中でも、ネーミングだけで気にいったり美味しそうだな?と思ったのが、「しらたきのピリピリ炒り」「鬼のペペロンチーノ」「おかんの春巻」「自家製オイルサーデン」などなどであるが、ちょうどたらふく食べてきたので、今回は、「クリームチーズの酒盗和え」と「堅豆腐のいしるサラダ」の二品のみ頼むことに。

oninosumika8

上は、「クリームチーズの酒盗和え」。

oninosumika6

こちらは、「堅豆腐のいしるサラダ」。

飲み物は、前のお店ではビールと焼酎、日本酒を飲んだので、今回は気分を変えてワインを飲むことに。ワインの種類も、この手のお店としては量・質ともなかなかの品揃え。

何と、ピノ・ノワールも700円ということで、とても良心的な値段で飲むことが出来る。あと、生ビールも360円。焼酎も一杯200円からという驚くべき安さ。

oninosumika5

で、写真はタスマニアのピノ・ノワールである。

最初は、ワインのチョイスとつまみの相性も、少し?マークだと思ったが、ここのおつまみは和風のものが多いにもかかわらず、ワインの味を壊すことなく食べられる逸品ばかりであった。この辺はご主人のこだわりが感じられるお店ではないか!?さすが、片町商店街組合の橋本さんが紹介してくれるお店だけある。

次回は一軒目からお邪魔してみたいお店である。また機会があれば来てみたいところだ。

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2006/03/24

ギャラリー&ビストロ「べんがらや」は弁柄格子の粋な空間

bengaraya2 山代温泉に「葉渡莉(はとり)」という温泉旅館がある。もともとは「よろづや」という旅館名だったが、平成10年に改装して、個人客をターゲットにした温泉旅館に生まれ変わった。

その「葉渡莉(はとり)」が経営しているギャラリー&ビストロが旅館の目の前にある。今日は、その「べんがらや」のランチを紹介したいと思う。

ここ「べんがらや」は「葉渡莉(はとり)」のご主人が、商店街の活性化を実践することで、商店街が観光客を意識した店作りをする際の模範となってもらいたいと願って取り組んだ店つくりで、弁柄格子の外観が目印。この「葉渡莉」のご主人の取り組みのより、このあたりの商店街もだいぶ変わってきたようにも感じる。

「べんがらや」は昼は喫茶が中心であるが、ランチも楽しめ、夜は夜で酒と肴や、本格的な創作料理を楽しむことが出来るビストロとなっている。また、入り口から入ったところは、九谷や山中漆器などの地元作家さんなどの作品を展示即売しているギャラリーとなっている。

私が伺ったのはランチ時。食べたのは「べんがらや風おひつ膳」。ランチには「べんがらや風おひつ膳」以外にも、季節限定のメニューなどもあった。

「べんがらや風おひつ膳」は、高さ15センチほどのおひつにご飯が盛られ、乗せるおかずが「うなぎ・じゃこ・梅・鮭・いくら・昆布・もみじこ」などから選べる。言ってみれば名古屋名物の「ひつまぶし」のようなものである。

bengaraya

私は最初、おかずを「うなぎ」にしようかと思ったが、「ひつまぶし」も過去には何度か食べたことがあったので、最後にお茶漬けにして食べてもうまそうなおかずとして、鮭を選んだ。うなぎだと1785円するが、鮭だと1365円というお得な値段だったことも選択の理由であるが……。(^^;;

付いているのは、鮭に海苔や大葉、胡麻などをまぶしたご飯に、お味噌汁、温泉たまご、漬物、薬味などである。ご飯の量は少し多いかな?と最初感じたが、最後に食べる分はお茶漬けにして食べたらちょうどいいぐらいであった。

さて、この「べんがらや風おひつ膳」。「ひつまぶし」のようなものであるから、「ひつまぶし」のような食べ方をしてみた。

まずは、鮭の入ったご飯を軽くかき混ぜ、そのままでまず一杯。さすがに、ご飯には味が付いていないので少し味気ないかな?その次は薬味をかけ、お膳に添えられてあった醤油を少したらし食べてみる。こちらはなかなかの味。そして最後は、おひつの残りのご飯を茶碗に盛り、わさびと残りの薬味を入れ、あつあつのお茶をかけてお茶漬けに。お茶漬けのご飯は、ちょっと満腹感のある胃袋にもさっと消えていく。

お味のほうだが、「ひつまぶし」と違って、鮭そのものにはあまり塩が効いていないせいか、ちょっと上品過ぎるかな?いくらやもみじこ(たらこ)などと組み合わせると、もっといい味が出たかもしれない?

ギャラリー&ビストロ「べんがらや」
加賀市山代温泉温泉通り59
TEL 0761-76-4393
水曜休 10:00~23:00

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2006/03/22

気軽に入れる「欧風料理店 ル・ぺルシー」 は南フランスの薫り

lepel 前に紹介したゲデレーは「西洋料理」、夢屯(ムートン)は「地中海料理」と、自らのレストランの料理を称していた。

ゲデレーの「西洋料理」は、フランス、ベルギー、ハンガリー、イタリアなどのメニューがあった。夢屯の「地中海料理」は、フランス、イタリア、スペインなどのメニューであった。

で、今日紹介する「ル・ぺルシー」 は欧風料理店だそうで、どちらかというと、夢屯のメニュー構成に近いようだ。フランス料理を基本にパスタやパエリアなど、各国の著名な料理も提供しているお店ということになる。

やはり、金沢ではスペインやベルギーなどの料理単独でも勝負できるだけの需要があるが、石川県内でも金沢以外のところは、なかなか難しいのが現状ではないだろうか?

日本人の舌との相性が良いイタリア料理レストランが別として、フランス料理店でも、小松辺りだとなかなか難しいのかもしれない?

さて、本題の「ル・ぺルシー」 であるが、このお店のシェフはフランスで修行をした方で、ベースはフランス料理である。もちろん、先ほども書いたが、パスタやパエリアなど、イタリア料理やスペイン料理のメニューも揃っている。

今回、私はランチにお邪魔した。一番リーズナブルなランチはパスタがメインのランチなので、ここはやはり、たぶん一番得意であろうと思われるフランス料理のランチを食べてみることにした。名前は「気まぐれランチ」ということで、このお店のお勧めランチで内容は日替わりなのだろう?

lepel2

まず出されたのは、「サラダ仕立てのオードブル」。少量の魚介類とサラダがあわさったようなもの。スープは「ニンジンとコーンのポタージュ」。少し甘めの味付け。メインは「橋立港のマスのムニエル、バルサミコ酢ソース」。普通、マスは川魚であるが橋立港とはこれいかに?と思ったが、海マス、こちらで獲れるのかな?

味の方は、バルサミコ酢とオイルベースのソースで、甘ずっぱさはあるがさっぱり系の味付け。個人的にはもう少しスパイシーであったらうれしかったかな?でも、チンゲン菜との彩りもきれいで、値段とのバランスはokだろう?

こちらのコースは1260円と手頃だが、メインは選ぶことが出来ない。選ぶことが出来るコースは1600円以上のコースになるが、こちらは1600円と2000円のコースがあった。

最後のデザートは、何種類からか選べるようになっていた。私は、このお店のお勧めらしいが「スフレチーズケーキ」をチョイス。ホント、軽めのスフレで口の中に入れると、淡雪のように解ける感じであった。あと、このお店のパンは自家製で、こちらもライトなパンであった。

ル・ぺルシー
小松市今江町
TEL 0761-23-5155
月曜休

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2006/03/21

犀川沿いにひっそりと佇む粋な日本料理のお店「雅乃」

miyabino_003 片町から犀川沿いに200mほど上流に行き少し左に入ったところに「雅乃」はある。

最初、場所がわからずに少し迷ったが、電話して確認してたどり着いた。

「雅乃」のご主人は、前に紹介した日本料理の「銭屋」で料理長を務めていた方で、9年前に独立して「雅乃」を始めたとのこと。蕎麦の藤井さんもおなじみのお店だということで、前から行きたいお店の一つであった。

お店自体は1階がカウンターで7席ほど、2階に2部屋の座敷があるだけの小さなお店。

料理の方は、さすが「銭屋」の料理長を務めていただけのことがある。京風の味に、金沢らしい素材の良さを旨く引き出した料理は、犀川沿いという場所とも相まって、とても金沢風情を感じるものとなっている。

もちろん、「銭屋」と同じで、旬の先取りを取り入れて、季節感とちょっとした驚きを感動をうまく演出している素晴らしいものであった。ただ、お断りをしておくが、「雅乃」に伺ったのは2月末。いま、同じものがお店で出されているかどうかはわからない。それに、ちょっと時間が経ってしまったのでなんだが、2月末では旬の先取りと思うものも、今の時期では当たり前かもしれないので、その辺はお許し願いたい。

では、料理の方を順番に紹介していこう。

miyabino_004

先付けは「菜の花の麩味噌和え」。春の香りを感じる一品で、加賀麩に染み込んだ味噌の味も、ビールとの相性抜群であった。

miyabino_007

椀物は「蛤のしんじょう」。日本料理の板前の腕を見るには椀物で決まるといわれるほど、椀物の出汁の味は料理人の腕が試されるのだろう?出汁のひき方や味加減、盛りつけのセンスまで問われるのが椀物。もちろん、「雅乃」の椀物も素晴らしい出来だった。

miyabino_008

向付けのお造りは、まずは「」。こちらも春を感じさせてくれる。

miyabino_009

続いて、「メカジキ」メカジキは辛味大根とわさびで。辛味大根とわさびの辛みが、少しツンとくる爽やかな味。

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その次に出されたのは、吸い物のような感じの仕上げの「ひろうす」。関東では「がんもどき」と呼ぶが、ご主人いわく、「ひろうす」と「がんもどき」は違うようである。「ひろうす」は、豆腐に山芋を擦り込み、龍のうろこを表す百合根、目をあらわす銀杏、ひげをあらわすささがきごぼうを包んで揚げたもののこと。「飛龍頭(ひりゅうず)」とも呼ぶようである。コンソメスープのような、ちょっと洋風な上品な味であった。

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お凌ぎは「カラスミおこわ」。こちらも美味。

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焼物は「ノドグロのゆうあん焼」。ゆうあん焼とは、醤油、みりん、酒を混ぜ合わせてその汁に漬けこんだものを焼く料理であるが、聞くと、柚も入っているようである。そして、焼かれたノドグロの上に盛られているのは、紫芋をすりおろしたもの。ノドグロのちょっと濃厚な味に、芋の甘味が加わり、とても美味しい。

miyabino_014

揚げ物は「揚げだし白子」。濃厚なタラの白子をうまく揚げていて、形といい、もちろん、一口食べた時にトロリと白子の濃厚な味が口中に広がる逸品であった。

miyabino_015

焚き合わせは「竹の子、ふき、海老」。2月末は、まだ竹の子は時期には早かったが、新鮮な竹の子を食べるのは、去年の旬の時期以来だったので、懐かしい味のような感傷にしばし浸る。

miyabino_016

ご飯は、「シラスとショウガの炊き込みご飯」。吸い物は「汐汁」。どちらも上品な味で、たっぷり飲み食いした後でも胃の中に消えていく。お替り自由で、もちろん私もお替りをした。

miyabino_017

こちらは、最後のお菓子である。

miyabino_011

そうそう!こちらは、途中で出されたものだが、お造りの鯛の皮を焼いたもので、これも酒のつまみとしては最高であった。

春もこれからが本番!たまには、こんな贅沢もいいかな……。

雅乃
金沢市中川除町67-1
TEL 076-262-8026 
日曜休

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2006/03/18

久しぶりの山代温泉「亀寿司」で旬の味を楽しんできました

山代温泉街のど真ん中に亀寿司はある。ご主人は昨年よりホームページを自分で作成しブログも始めた。

ご主人いわく、ホームページやブログを通じて、着実にお客は増えているようである。

ところで、3月に入って北陸も三寒四温の季節になり、春の素材が色々なところでも出されるようになってきた。

亀寿司へは、3月初旬に伺ったのだが、鳥貝、さより、蛤、こはだ、ヤリイカ、それに鯛。何れも春、それも3月が旬といわれる魚介類である。まぁ、正確には鯛は、秋から正月にかけての季節の方が美味しいとも言われているが、春の鯛は桜鯛とも呼ばれ、こちらも美味しいと思う。

さて、今日は亀寿司で、これら春の旬の素材を味わってきたので書きたいと思う。

まず最初に、ご主人の市川さん(カメさん)を紹介しよう!

kamesushi_018

こちらの写真が、カウンターの中で仕事をしているご主人で、隣に写っているのが奥さん。ご覧の通り、かなり大型のご主人だが、仕事はテキパキ。見ていても気持ちがいいほど。この日も、カウンターと座敷とも一杯のお客様だったが、私とも話をしながら手際よく握っていたようである。

kamesushi1 お通しは、「鳥貝と芽かぶの酢の物」。酸味も程よく、最初のビールに合う。

お造りは、ブリ、鯛、さより、バイ貝、〆サバ、ガス海老。冬の名残の旬と、春の旬。うまく盛られていた。

一品料理の方は、「鯛頭の荒炊き(荒煮)」、「山芋蒸し」と「北寄貝の一味醤油味」。

「鯛頭の荒炊き」は豪快に皿に盛られて出てきた。

kamesushi4ショウガでうまく魚の臭みが消されており、身にも味が染み特に目玉の下の身が美味しかった。一方、「山芋蒸し」の方は、蓮蒸しとはまた違って上品な味に仕上がっており、食べると中からは鱈の白子が出てきて、少し濃厚な味を絡めて楽しめる逸品であった。「北寄貝の一味醤油味」は、プリプリの北寄貝を一味と醤油で軽くソテーしたもの。一味のピリッとした辛みに醤油の味が調和し、日本酒に合うつまみとしては最高!

kamesushi_005

おつまみはこれくらいで、握りに移ろう!

「亀寿司」の握りは、私がよく行く志の助などとは少し違って、素材そのものの良さをうまく引き出す握りを食べさせてくれる。ただ、単純に素材だけで勝負するわけではなくて、柚の香りをほんのりとつけたり、大葉をはさんだり、マグロはヅケで、コハダはいい感じで〆られた一品など、なかなかのものである。

kamesushi3

まず、最初の写真は、平目、ヤリイカ、こはだ、マグロのヅケ。

kamesushi2

次の写真は、3月に北海道で解禁になったボタン海老、マグロのトロ、赤貝である。あと、こちらも旬の蛤の赤だし。こちらも美味しかった。

久しぶりの「亀寿司」、春の息吹を感じさせてくれるひと時であった。

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2006/03/16

ヨーロッパの味と香りが漂う「欧風カレー シエスタ」

siesta 小松から加賀産業道路を北上すると、今年初めに開通した金沢外環状道路につながって、金沢市内の東側に行くのに都合が良くなった。

今日紹介する「シエスタ」は、そんな新しく出来た道路の脇を少し入ったところにある。

今では旧道になってしまったが、金沢の中心街の東側に用事があるときは、金沢市内を通らなくてもよい、好みをよく利用していて、前々から、ここにカレーのお店があることは知っていたのだが、今まで一度も入ったことがなかった。カレーのお店を、もう15年もお店をやっているそうである。

たまたま「パソコン講師の音楽な日常」というhigedebuさんのブログを見ていて、ここが、その「シエスタ」だったのか!?とわかった次第で、早々行ってみることに。

シエスタのご主人もブログをやっているようで、まずは下調べ。
何々?季節限定カレー。いまは「イカスミカレー」?食べてみたい!

ブログを見ると、ここのカレーは「欧風カレー」だそうだ。「欧風カレー」ってどんなだろう?と思いながら店に着くと、看板には確かに「欧風カレー」と書いてあるが、店の作りは、カレーのお店だとはわからないほどの洒落た外観で明るい雰囲気のお店だ。

中に入ると、薪ストーブが焚かれ、ジャズが流れる店内にご主人一人だけがお店の中に。もっとも、私がお邪魔したのが2時半過ぎだったからかな?(^^;;

行ったのがランチ時をとっくに過ぎていたが、まだランチのセットメニューはokなようだ!?

スタンダードカレーは、ポーク、チキン、シーフード、野菜の4種類。あとは、3ヶ月ごとに変わる季節限定カレーの計5種類が基本メニュー。野菜と季節限定カレーだけは100円プラスの値段となる。

で、聞くと、季節限定カレーは3月までやっているそうだが、今やっているかは確認してから行ってほしい。

siesta2少し悩んだが、やっぱり「香りとコクのイカスミカレー」1050円で(サラダorドリンク付)のセットにした。

しばらく待って出てきた「香りとコクのイカスミカレー」は、見た目、旨そう!
カレーの色はイカスミのせいもあり、ほぼ真っ黒。ターメリックライスの黄色がその黒いカレーの周りから見えて、見た目にも鮮やか。皿の縁にはパセリが細かく刻まれてかけられているのだが、この緑もいい感じ。あと、カレー見隠れて残念だったのだが、パプリカの赤も添えられて、なかなかの配色。このパプリカはカレーをかけた後に上に乗せたほうが、よりいっそう彩り鮮やかで見た目もいいかもしれない。

まずは、添えられたレモンを絞らずに一口、口に運ぶ。最初の一口で、イカスミとカレーそのもののコクが口の中に広がる。サフランライスもいい感じ。なかなか旨い!そして、さらにレモンを絞って一口。

スタンダードカレーを食べたことがないので、比較が出来ないのが残念だが、この味だと、スタンダードカレーも期待できそうだ!

カレーそのものも相当煮込んでいるようで、とろみもいい感じである。そして、最初の一口を食べたときには、イカスミの味も重なって、そんなに辛くない感じもしたが、食べていくうちに口の中に辛さが心地よく感じるようになってきて、最後はうっすらと汗が出てくるほどであった。薪ストーブのせいかもしれないが・・・?(笑い)

よく前を通っていたが、これまで一度も入ったことがなかった。もっと早く行っていればよかったな・・・・。

カレーの店シエスタ
金沢市四十万町北ワ43-3TEL:076-296-1316
毎週休(祝日の場合は営業)11:30~21:00

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2006/03/12

野々市の「モンローズ」はフレンチの隠れ家的レストラン

「モンローズ」は、国道8号線の大橋病院を西金沢駅方面に向かって行くと、すぐ左に野々市郵便局があり、その近くにある。しかしながら、メイン道路に面していなく、一本北側の小路にあるので、少しわかりにくいかもしれない?住宅街にある隠れ家的なお店で、静かに食事を楽しむのに適している。

monrou

ここは、建築家でもある「たっくんNOTE」のたっくんもよく行っているお店らしいが、私は初めてだった。

お店の中に入ると、右側にテーブル席。左側には大きな一枚板のカウンターがある。お店自体は新しく、明るくきれいな内装。それにオープンキッチンなのでとても開放的なお店である。

ただ、残念だったのは、オープンキッチンがゆえに、中で働く人の白衣が相当汚れていて気になったことである。(^^;;
一生懸命やっているのはわかるが、目の前で料理しているので余計目立つ。この辺は少し気をつけて欲しいと思った。

ランチは3種類。まずは「セレブランチ」1500円。しかし一日限定5食で、私が行ったときはすでに売り切れ。(T_T)あとは、「メニューA(1600円)」で、こちらはメインがパスタ。「メニューB(2000円)」で、こちらはメインが魚か肉が選べるコース。ちなみにパスタは6種類、魚と肉は2種類から選ぶのだが、その半分は200円から500円ほどの追加料金が必要であった。(金額は全て税抜き)

まぁ、基本的にはフレンチのお店だが、パスタもあるということで、少しイタリアンな感じもするレストラン。

で、私が頼んだのは「メニューB」の方で、メインはもちろん魚。しかし、2000円のコースでは、魚は「タラのムニエル プロバンス風」の一種類しか選べず、私が食べたかった「車鯛のポワレ 岩のりソース」はプラス300円かかる。でも、やはりそちらが食べたかったので頼んだのだが、これが正解であった!

monrou_007

このメインはとても旨かった!300円追加しても十分におつりがくるくらいであった。

メニューには書かれていなかったのだが、車鯛以外にも、冬の味覚である「岩のり」「牡蠣」と「タラの白子」、それに春の山菜である「たらの芽」「こごみ」「ふきのとう」なども添えられていて、色んな旬の味を楽しむことが出来たからだ。

ちょうど、お店に伺ったのは2月の中旬だったので、冬から春への季節の移り変わりをうまく表現したメイン料理だったと思う。

ソースも、岩のりの自然な塩辛さに、ポワレのバターの味と旨み、それに、車鯛や牡蠣の旨み、また、山菜類の自然な苦味などが微妙に絡んで、とてもいい味のアンサンブルを奏でていた。食感も各々違い面白かった。

メイン以外は、アミューズは「氷見のイワシのカルパッチョ」、こちらイタリアンな一品。スープは「カブのポタージュ」、デザートは「クルミのチーズケーキとアイスクリームのクルスティアン」。クルミのチーズケーキはクルミの食感と上品な甘さが私好み。もちろん、パンとコーヒーも付く。

モンローズ
石川郡野々市町押越2-410
TEL 076-248-6818
水曜日休
11:30~15:00 18:00~23:00

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2006/03/06

「空海」で気のおけない仲間とワイワイやってきました!「空海で何か食う会」

金沢高岡町の「空海」。本当に久しぶりに行ってきた。たぶん2年以上ぶりだろう?(^^;;

この日は、DJ KOJIDJ MAK建築家の吉村さんウッチーさんmaarunchuさん拾弐号さんなど、久しぶりに大勢の仲間と一緒にワイワイ楽しく飲むことが出来た。年末以来かな?ここ最近はあまり集まる機会もなかったので大いに楽しんだ次第である。(名前を出しているのは過去に私のブログで紹介したことがある人、HPやブログを持っている方だけです)

「空海」のマスターや眞理さんとも、久しぶりに話をすることが出来た。
マスターや眞理さん、すみませんでした。騒がしい客で……。(^^;;

このお店は、古い民家を改造した建物で、天井には碍子もそのままに電線が走っているお店。テーブルも古木を利用していたりして、どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせているお店で、とても不思議な気分のさせてくれる。

金沢の海の幸を独自にアレンジしたオリジナルな無国籍料理は酒にとてもよく合う。それもそのはず、マスターも眞理さんも酒が大好きだから。(笑い)
自分たちが酒を飲む上で「旨い」と思うものしか作らないし、出さないのだろう?
で、だんだんと増えていったメニュー、いまでは100種類以上あるのかな?

前回のときは料理は紹介できなかったので、今日はたっぷりと料理の方を目で楽しんでもらいたい。

今回は大勢で行ったので、3200円のコース料理で頼んだ。3200円のコースはこのお店では一番安いコースであるが、それでもデザート含めて11品も料理が出てきた。

締めのウナギのパスタが食べられずに、もったいなくも残してしまった。まぁ、もっとも、そこに至るまでにしこたま飲んだので、食べられなくなるのは当然と言えば当然であったが。

さて、写真は、出された順番になっているので、その順番で紹介したい。

kuukai

まずは、「オードブル3点盛り(甘海老のマンゴーソース、メジマグロの漬けのアボガドソース、ヤリイカのイカスミマヨネーズソース)」「サヨリの昆布〆サラダ 梅ドレッシング」「自家製アンチョビ」「新じゃがの甜面醤炒め」「鮭のハラスのスモーク バルサミコソース」

「自家製アンチョビ」と「鮭のハラスのスモーク バルサミコソース」は、これだけでも酒が相当飲める。(笑い)

kuukai2

次の4品は、「半熟玉子のマッシュルームソース」「サヨリの昆布〆サラダ 梅ドレッシング」「ノドグロの塩焼き 蟹あんかけ」「海老のフリット 芥子ソース」

「サヨリの昆布〆サラダ 梅ドレッシング」はさっぱりと口の中をリセットしてくれた。
「ノドグロの塩焼き 蟹あんかけ」、この黄金の取り合わせ!素晴らしい!!

kuukai3 最後の2品は「豚バラ肉のマスカルポーネカレー風味のパリパリ焼き」と締めの「ウナギのパスタ」

「ウナギのパスタ」は太い麺に和風の味付け。「豚バラ肉のマスカルポーネカレー風味のパリパリ焼き」は食べていないので感想は書けないのでお許しを。

デザートは「練乳のパンナコッタ 苺のソース」だが写真を撮り忘れた。
(^^;;

以上、空海の料理の数々は、普通の居酒屋のメニューとは、一ヒネリも二ヒネリもあって、とても面白い!もちろん、そのどれもが酒のつまみとしても秀逸なものばかりだ。皆さんも一度行かれて、これらの料理の品々を味わってみることをお勧めする。きっと「空海」のファンになるだろう。

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2006/03/03

西洋料理のお店「ゲデレー」はヨーロッパの味と香りを満喫できるお店

私は実は、つい最近まで、このお店の存在を知らなかった。偶然、検索していて引っかかってきたお店で、カエデママさんのブログでも紹介されていたのでさっそくランチに行ってきた。

最初、ホームページを見た時に、「フランス料理」「ベルギー料理」「ハンガリー料理」「イタリア料理」と多くのメニューが書かれていたので、どうかな?と思った。一つ一つの料理でも極めるが難しいのに、こんなにたくさんの種類の料理を出していいのかな?と思ったからである。

「ゲデレー」という店名の由来はというと、オーナーが初めてハンガリーのゲデレーを訪れた時に見た「ゲデレー城」の感動をお店の名前にしたようである。お店の内装もその辺を意識した作りなのか、青みを帯びた灰色の石を敷きつめてある。なかなか落ち着いた感じのレストランで、こちらの方ではあまり見かけない雰囲気のお店である。

hige51 名前の由来がハンガリーということで、料理もハンガリー料理が主体化と思いきや、主体はメニューを見る限りはフランス料理とイタリア料理のようである。ハンガリー料理で有名なのは、「グヤーシュ」で、パプリカをたっぷり使ったシチュー料理で、前に紹介した木倉町焼き鳥横丁の「ひげの店」の看板メニューの一つでもある。とても体が温まるので私も好きな料理の一つである。

食べに行った時にお聞きしたら、ハンガリー料理を修行したわけではなく、あくまでも「ゲデレー城」が好きなだけで、料理的にはヨーロッパの料理全般を参考にして作っているようである。

gederei_001

gederei2 ゲデレーは金沢からだと、加賀産業道路を20~30分くらい、松任グリーンパーク手前、藤木交差点の信号手前右側にあるのだが、案外見つけにくいかもしれない?アンティークレッドのれんが造りの建物だが、産業道路からダイレクトに車で入ることが出来ないので、少し回って行くことになる。

家具や調度品もアンティークを基調に、落ち着いた色合いでまとめた店内で、私が食べたのは「葡萄の部屋(2人用個室)」で、こちらも落ち着いた感じで、ゆったりと食事を楽しむことが出来る。

さて、料理の方だが、私が食べたのはランチで、一番リーズナブルなコース、「アポニー」で2400円(税・サービス料込)。パスタがメインのコースである。一見、高そうだが、結論から言うと、味や質とのバランスはとても取れていると思う。

gederei

前菜とパスタは何種類からかチョイスできる。メニューは変わるので都度確認して欲しいが、私が選んだのは前菜は「自家製スモークサーモン」、パスタは「海老のアメリケーヌソース」。(その他にも色々コースがあるが、そちらはホームページで確認して欲しい)

前菜の「自家製スモークサーモン」は自家製というところに惹かれたが、厚切りのスモークサーモンが程よく桜のチップで燻製にされ、キャビアを中に入れ丸め、パセリ、バジル、ケッパーとオリーブオイルとバルサミコ酢(かな?)のソースをたっぷり付けて食べると、程よい燻製独特の味に、辛味、酸味が絡み美味しかった。

パスタの「海老のアメリケーヌソース」も、海老の殻からとったダシと香草の香りがクリームソースに溶け込んだ逸品であった。ちなみにアメリケーヌソースとは、フランス料理の古典的なソースの一つで、甲殻類を殻ごと使ったダシをベースにしたソースのことである。

このコースには、前菜・パスタ以外に、スープとパン、デザートと飲み物が付いている。

ちなみに、スープは、この日は「ホワイトアスパラのポタージュスープ」。デザートは「プリンのフルート紅茶ゼリーがけ」。それに自家製生チョコレートも付いてきた。

「ホワイトアスパラのポタージュスープ」、これも美味しかった!最初の一口で、ホワイトアスパラの味が口中に広がり、そのあと、ほんのりと甘味が出てきた。デザートの「プリンのフルート紅茶ゼリーがけ」も、紅茶のゼリーの味に、プリンとフルーツの甘味とが良かった。もちろん味もgoodであった。(自家製生チョコレートもそんなに甘くなくあさぴーでも大丈夫だった)

場所も、そんなに便利な場所にあるわけではなく、周辺にも住宅やオフィスもあるわけではない。営業的にはこの場所では大変だな?と思ったりもするが、味・雰囲気ともなかなか素晴らしいお店であった。一度、皆さんも行ってみることをお勧めする。

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