柿木畠「いたる」本店で食べた香箱の「酔っ払い蟹」は最高に旨い!
酔っ払い蟹といえば、まず上海蟹を思い出す。前にも少し書いたことがあるが、東京代々木のロバーツで食べた上海蟹の酔っ払い蟹はマジで旨かった!
上海蟹といえば、身よりもミソ!酔っ払い蟹は調味料等を入れた紹興酒に上海蟹を漬け込んだ料理で、紹興酒の香りと味が、ほのかな旨みとなって口の中に広がり最高!熱燗の紹興酒とともに食べるのがいい。
ところが聞くところによると、上海蟹は乱獲とブランド保護などで、生の上海蟹の輸入が難しくなるらしい?残念である。
さて、「いたる」の酔っ払い蟹に話題を移そう!
「いたる」には、1年ぶりに行った。(^^;;
で、今回の目的は、タイトルの通り、「酔っ払い蟹」を食すこと。
この「酔っ払い蟹」は名前は「酔っ払い蟹」でも、上海蟹ではなく、北陸の冬の味覚「香箱蟹」の酔っ払いかにである。
「いたる」には前から行っているが、なぜか、この「酔っ払い蟹」だけは縁がなく、これまで食べたことがなかった。
頭の中のイメージとしては、酔っ払い蟹=紹興酒である。香箱蟹+日本酒の「酔っ払い蟹」はどんな味だろうか、心ときめかせての夜である。
結論から書こう!これは最高である!!地の食材には、地の酒が合う!香箱蟹には、やっぱり、日本酒で酔っ払った蟹が一番だということである。
マスターに聞くと、純米吟醸酒に、何と、一ヶ月も浸け込むのだそうだ!
普通、上海蟹の「酔っ払い蟹」は3日ほど浸け込んだものだが、日本酒の場合は1ヶ月ほど浸け込まないとダメだそうである。
ご存知の通り紹興酒は数年かけて醸造する酒。かたや日本酒は、普通は数ヶ月で出来る醸造酒。その期間の差が逆に蟹への旨みの浸透する時間の違いかもしれない。それとも、日本の蟹は酒に強いのかな?(^^;;
この香箱蟹の「酔っ払い蟹」がメニューとして出せるようになるまでには、相当の試行錯誤があったようである。でも、完成した「酔っ払い蟹」は、蟹の味噌と卵、それに身までもが、日本酒の旨みを全部吸い込んで、とてもまろやかな味となって完成している。あまり他で食べたことがないので、比べるとすれば、上海蟹の「酔っ払い蟹」とになるが、どうだろう?味噌は上海蟹に軍配が上がるが、内子、外子の類は、香箱の方が勝っているかもしれない。
ちょっと、珍味系の味で、酒のつまみには最高の一品。
これを食べるだけでも、「いたる」に来る価値があるかもしれない?しかし、香箱蟹の漁は1月10日で終わっている。今回浸け込んだ「酔っ払い蟹」は2月中旬ごろまではあるようだ。しかし、フードピア金沢のときになくなることも多いそうなので、あと少しの期間である。もし興味のある方は是非行ってみたらいいだろう。
そうそう!「酔っ払い蟹」以外に食べたものも紹介しなくては・・・。(^^;;
写真の上段は、「お造り盛り合わせ」=生タコ、寒ブリ、カジキマグロ、平目、甘エビ、「馬づらハギ肝付き刺身」。中段は「五郎島芋の天ぷら」と「蓮蒸し」。下段は「タラの白子酢」と「めんたいことチーズ入り出汁巻き玉子」である。
「お造り盛り合わせ」と「出汁巻き玉子」は季節に限らず私が行くと必ず注文する品である。
さて、まだまだ寒い日が続くが、「いたる」で熱燗で「酔っ払い蟹」など食べてみはいかがだろうか。
(すみません!1月31日現在品切れ中ですが、いま新たに仕込み中のようです。行かれる方は「酔っ払い蟹」があるかどうか、事前に電話で確認してください)
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