« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

2006/01/29

柿木畠「いたる」本店で食べた香箱の「酔っ払い蟹」は最高に旨い!

酔っ払い蟹といえば、まず上海蟹を思い出す。前にも少し書いたことがあるが、東京代々木のロバーツで食べた上海蟹の酔っ払い蟹はマジで旨かった!

上海蟹といえば、身よりもミソ!酔っ払い蟹は調味料等を入れた紹興酒に上海蟹を漬け込んだ料理で、紹興酒の香りと味が、ほのかな旨みとなって口の中に広がり最高!熱燗の紹興酒とともに食べるのがいい。

ところが聞くところによると、上海蟹は乱獲とブランド保護などで、生の上海蟹の輸入が難しくなるらしい?残念である。

さて、「いたる」の酔っ払い蟹に話題を移そう!

itaru_005

「いたる」には、1年ぶりに行った。(^^;;
で、今回の目的は、タイトルの通り、「酔っ払い蟹」を食すこと。
この「酔っ払い蟹」は名前は「酔っ払い蟹」でも、上海蟹ではなく、北陸の冬の味覚「香箱蟹」の酔っ払いかにである。

「いたる」には前から行っているが、なぜか、この「酔っ払い蟹」だけは縁がなく、これまで食べたことがなかった。
頭の中のイメージとしては、酔っ払い蟹=紹興酒である。香箱蟹+日本酒の「酔っ払い蟹」はどんな味だろうか、心ときめかせての夜である。

itaru_010

結論から書こう!これは最高である!!地の食材には、地の酒が合う!香箱蟹には、やっぱり、日本酒で酔っ払った蟹が一番だということである。

マスターに聞くと、純米吟醸酒に、何と、一ヶ月も浸け込むのだそうだ!
普通、上海蟹の「酔っ払い蟹」は3日ほど浸け込んだものだが、日本酒の場合は1ヶ月ほど浸け込まないとダメだそうである。

ご存知の通り紹興酒は数年かけて醸造する酒。かたや日本酒は、普通は数ヶ月で出来る醸造酒。その期間の差が逆に蟹への旨みの浸透する時間の違いかもしれない。それとも、日本の蟹は酒に強いのかな?(^^;;

この香箱蟹の「酔っ払い蟹」がメニューとして出せるようになるまでには、相当の試行錯誤があったようである。でも、完成した「酔っ払い蟹」は、蟹の味噌と卵、それに身までもが、日本酒の旨みを全部吸い込んで、とてもまろやかな味となって完成している。あまり他で食べたことがないので、比べるとすれば、上海蟹の「酔っ払い蟹」とになるが、どうだろう?味噌は上海蟹に軍配が上がるが、内子、外子の類は、香箱の方が勝っているかもしれない。

ちょっと、珍味系の味で、酒のつまみには最高の一品。

これを食べるだけでも、「いたる」に来る価値があるかもしれない?しかし、香箱蟹の漁は1月10日で終わっている。今回浸け込んだ「酔っ払い蟹」は2月中旬ごろまではあるようだ。しかし、フードピア金沢のときになくなることも多いそうなので、あと少しの期間である。もし興味のある方は是非行ってみたらいいだろう。

そうそう!「酔っ払い蟹」以外に食べたものも紹介しなくては・・・。(^^;;

itaru

写真の上段は、「お造り盛り合わせ」=生タコ、寒ブリ、カジキマグロ、平目、甘エビ、「馬づらハギ肝付き刺身」。中段は「五郎島芋の天ぷら」と「蓮蒸し」。下段は「タラの白子酢」と「めんたいことチーズ入り出汁巻き玉子」である。

「お造り盛り合わせ」と「出汁巻き玉子」は季節に限らず私が行くと必ず注文する品である。

さて、まだまだ寒い日が続くが、「いたる」で熱燗で「酔っ払い蟹」など食べてみはいかがだろうか。

(すみません!1月31日現在品切れ中ですが、いま新たに仕込み中のようです。行かれる方は「酔っ払い蟹」があるかどうか、事前に電話で確認してください)

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (18) | トラックバック (2)

2006/01/25

オーケストラ・アンサンブル金沢は世界に誇れるアンサンブル

私も、このブログのことで、金沢の観光・文化・芸術に関して色々調べているが、本当に金沢という土地は恵まれていると思う。

企業経営の中では、資産はあるに越したことがないと思うが、しかし、その資産をどのように有効に使うかで、その企業の優秀さが問われるのではないだろうか?

そういった意味では、金沢は歴史や伝統も含めて、資産的にはとても恵まれている。

問題は、その資産を有効に使っているかどうかだが、個人的には、観光資産の有効活用はまだまだだとは思うが、文化や芸術面では、そこそこ資産を有効に使っているのではないかと思う。

そして、大事なのは、過去の文化・伝統にあぐらをかくのではなく、有効活用しながら新しい価値を生み出していくことが重要だと思っている。

さて、前置きが長くなってしまったが、かつ、前段の直接関係がないかもしれないが、今日の話題は「オーケストラ・アンサンブル金沢」についてである。

ongakudou3 写真は、石川県立音楽堂である。金沢駅前にありとても便利で邦楽のホールまで完備している音楽堂なのだが、ある意味、この施設も「オーケストラ・アンサンブル金沢」のために作られた音楽堂と言えるかもしれない?

オーケストラ・アンサンブル金沢は、1988年、音楽監督に岩城宏之氏を迎え、日本最初のプロの室内オーケストラとして石川県と金沢市が設立した。

設立当時、私は率直なことを書けば、「なぜ、金沢にオーケストラ?」と思ったものである。しかし、これまでの経緯を見る限り、金沢という土地に新しい価値をもたらしているのではないかと思う。また、実際は、地元に住む人よりも、県外や海外の人の評価の方が高いのかも知れない?

オーケストラ・アンサンブル金沢は、設立当時から、世界中よりメンバーを公募し、多くの外国人を含む40名ほどのメンバーで構成されている。また、日本では最初に専属作曲家によるコンポーザー・イン・レジデンス(現代曲委嘱初演制度)を実施。内外の有名作曲家による新曲を演奏しているなど、日本でも有数のオーケストラに育っていったのではないだろうか?。

国内では金沢での公演のほか、東京、大阪、名古屋で定期公演を行っているほか、全国各地での公演もある。

私も実際に演奏を聞いたのは、2回ほどしかないが、クラッシックの定番から、ジャズやポップス、日本古来の音楽などともコラボレーションしたり、従来のオーケストラの枠にとらわれることなく活動を続けていると思う。

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/01/23

今日は、和風中華を標榜し、昨年12月にオープンした新しいお店「招龍亭」を紹介しよう!

オープン以来、ウッチーさんの「サムシングフォーウェディング ウェディングプロデュース日記」や、カエデママさんの「くいちぶ日記」でも紹介されていたので、いつかは行かなければ!と思っていた。

ただ、今回はちょっと辛目のコントになってしまった。
今日紹介する「招龍亭」は、金沢でも一番大きな中華のお店「菜香楼」と同じ経営で、このお店が9店舗目のお店である。

菜香楼は、金沢の中華料理のお店では、よく行くほうなので、今回の和風中華にも期待を持って出かけた。

syouryuutei2 外観は純和風に近い作り。内装や庭も和風に近い感じがした。しかし、テーブルとイスは中華でよく見られるタイプ。ついでに、エントランスの床は大理石で、天井には天の川の星空が描かれていた。(^^;;

まぁ、豪華さを!といったことだろうが、このような中途半端な内装はかえってマイナスではないだろうか?(個人的な見解だが)どうせ和風中華を標榜するなら、徹底的に「和」のしつらいにこだわっても良かったのではないかと思う。

私が行ったのは平日の12時半ごろ。
もしかしたら一杯かな?と思ったら、お客は4組しかいなかった。(^^;;

さて、カエデママの「くいちぶ日記」では、「特選ランチ」が紹介されていたので、「お昼の懐石風ミニコース」にしたかったのだが、こちらは2人からということで諦めたが、よく考えたら一人で来たら、ランチメニューしか選択の余地がないということだ!
この辺は、もう少し選択の余地を広げて欲しいものだ。

で、頼んだのは、Dランチの「彩り野菜と海鮮ラーメン」。
セットには、ラーメン以外に「季節の野菜サラダ」と「蒸し点心2種類盛り合わせ」、それにデザートが付いて、1575円である。

syouryuutei

味の方は、上湯スープのような上品な汁に、弾力のある麺と野菜と魚介がたっぷりの具で、美味しかった。麺は最初、何か練りこんであると思って聞いてみたが、小麦粉と卵、塩だけの普通の麺ということだった。
サラダの方は「蓮根とキムチ(と言ったような気がした)のサラダ」。しかし、キムチの味はしなかった??聞き間違えたかな?(^^;;

全体的には味は私好みで良かったと思う。しかし、先ほども書いた中途半端さは、器や料理にも現れている。
このコースでは、和風中華と呼ぶにはいささか物足りない感じだ。器も私に出されたものは洋と中のもの。和の器は使われていなかった。それと、デザートには夏向きのガラスの器だったのもイマイチ。

Webをみると、「招龍亭」の料理については、次のように書かれている。

 菜香樓でお届けいたしております「素材を生かした」広東料理を中心に、上海料理や、創作中華懐石(限定20食、要予約)を用意させていただきました。金沢港から仕入れた新鮮な海鮮や加賀野菜など地場産の食材を使い、和食と中華とが互いの良さを引き立てあう、招龍亭オリジナルメニューをご堪能ください。

どうもランチだけを見る限り、この良さが引き出されていないように感じた。この内容のランチ構成だったら近くの本店や新館で食べたほうが、安くて色々なセットを楽しむことが出来るだろう。

ここは夜のコースの方が中心なのだろうか?
そうであれば、ランチだけで評価を下すのは止めたいが、オープン2ヶ月経っていないのに、ランチ時にあまりお客が居なかったというのは何らかの理由があるのではないだろうか?
ちょっと辛口の紹介になってしまったが、あの「菜香楼」がやっているのだから、もっと頑張ってもらいたいと思って、あえて書かせてもらった。

生意気なようだが、次回伺うのが楽しみである。

和風中華 招龍亭
金沢市西念3-5-35
TEL.076-233-1563
11:30~14:30 17:00~22:00
水曜定休

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006/01/22

片山津ビストロ「ラ・ヴィーヴ」のランチは多彩でお徳

さて、今日は片山津のかぼちゃ村にある「ラ・ヴィーヴ」の紹介である。

私のブログで登場するのは、今回が二度目。前は、料理の写真など紹介できなかったので、今日はその辺をたっぷりと紹介したいと思う。

「ラ・ヴィーヴ」はビストロである。まぁ、ビストロ=フレンチなのだが、ここはイタリアンテイストがだいぶ入った感じのお店。メニューにも、パスタやカルパッチョなどもある。

「ラ・ヴィーヴ」「ア・ポワン」「いちごいちえ」の3店を経営しているのは、渡辺オーナー。
自らブログを持ち、日々こまめに更新しているので、いつもお店に関しての最新メニューやお勧めメニューを確認してから出かけることが出来るので重宝する。

ちょうど、この日は前日に連絡を入れてあったので、わざわざ、渡辺マスター、田頭料理長、山崎チーフマネージャーなども、テーブルまで挨拶に来ていただいた。恐縮である。(渡辺マスターとはブログ仲間なのです。(^^;;)

また、お店のホームページも充実している。最新メニューも適時更新され、BBSや予約フォームなどもあり、飲食店でここまで作りこまれたホームページを持っているところも珍しいのではないだろうか?

さて、今回はランチの紹介である。ランチと言っても、種類もボリュームも豊富である。

パスタランチ(1000円)
「オードブル盛り合せ」「パスタ」「プティサラダ又は今週のスープ」「オリジナルベーカリー」「飲み物」が付いている。
パスタ&デザートランチ(1200円)
パスタランチに食後のデザート盛りが付いている。
Aランチ(1600円)
「オードブル盛り合せ」「ランチスープ」「お好みのメインディッシュ」「オリジナルベーカリー」「パティシエにおまかせデザート盛り合せ」「飲み物」
スペシャルランチ(2000円)
「アミューズオードブル」「本日のおまかせオードブル」「ランチスープ」「メインディッシュ」「オリジナルベーカリー」「パテシエにおまかせデザート盛り合せ」「飲み物」

という各々の構成になっており、パスタやメインはいくつかの中から選べるし、内容も2週間ごとに変わるようである。これらのランチは結論から言って、食べる側からしてのコストパフォーマンスはとても素晴らしいものである。

今回は、そのうち、「パスタ&デザートランチ」と「Aランチ」を紹介したいと思う。

lavive2 

まずは、「パスタ&デザートランチ」。
パスタとデザートは3種類から選べる。
写真メインのパスタは「菜の花のペペロンチーニアンチョビ風味」のパスタ。もう少し、アンチョビ風味か、もしくはスパイシーな風味が効いていてもよかった気がする。デザートは「エスプレッソのムースとカシスのシャーベット盛り合わせ」。
そうそう!写真右下は「白子のベニエ(洋風天ぷら)のトマトソース添え」である。マスター&お店のご好意で味見をさせてもらった。(^^;; どうもありがとうございました!!
カラリと揚がった天ぷらの衣はサクッとした食感、そして、ほどなく白子のとろ~りとした食感と味が口の中に広がり、同時に旨みも広がる逸品。今の時期しか味わえない美味しさである。

lavive

次はAランチ。
まずは、オードブルの盛り合わせは、「寒ブリのカルパッチョ」。こちらの味付けには少しおろし醤油など使ったら、もう少し脂の乗ったブリの味が引き立ったかもしれない?
スープは「地元野菜をたっぷり使ったミネストローネスープ」。お好みでバジリコペーストを入れて食べる。味は上品系。
メイン料理は肉と魚、3種類から選べる。私は当然、魚!「白身魚とじゃがいもパリパリ重ね焼き」をチョイス。
この日の魚は鯛。ネーミングのようにパリパリに芳ばしいじゃがいもとジューシーに調理された鯛、それにごぼうのソースが絶妙なハーモニーを奏でていた。特にじゃがいも、魚、ごぼうのソースを一緒に口の中に運ぶと、3つの食感と温度の違いが面白かった。こちらは味もgood!
デザートは「完熟バナナタルトとチョコレートのアイスクリーム盛り合わせ」。
タルトは甘さもすっきりビターテイスト!胡桃の芳ばしさとさくさくの食感で、甘いものが得意ではない私にもぴったりの味であった。

これで1600円は安いと思う。皆さんもラ・ヴィーヴのランチを一度お試しあれ。

渡辺さ~ん!また、お邪魔します!!(^_^)

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2006/01/20

小松はうどんが旨いぞ!5 清水町「きり」の「特製きりうどん」

友人のしゅうさんに新年早々紹介してもらったうどんを、しゅうさんと一緒に食べに行ってきた。

kiri_001 場所は小松清水町のうどん・そば処「きり」。

このお店は、昔は飲みに行った時に、最後の締めの「ラーメン」ならず、締めの「うどん」をよく食べたところである。特に、このうどん屋は、飲み屋街の中にあり、夜中遅くまで開いているので重宝したものである。しかしながら、近頃は年齢のことも考えて、飲んだときはあまり炭水化物を取らないようにしているので、最近は行かなくなった。

今回はお昼に行ってきた。

その名も「特製きりうどん」。おにぎり一個付いて750円である。

kiri_006

讃岐の「醤油ぶっかけうどん」のように、うどんは茹で上げただけ。出汁は醤油風味の暖かいものを少しかけるだけ。
汁が少ないのでコシの強い太めのうどんを、少し長めに茹でないとすぐに冷めるだろう?
その茹でたアツアツうどん(讃岐風麺)に卵、納豆、ネギたくさん、ほうれん草、たらこ(こちらでは「もみじこ=紅葉子」と呼ぶ)を添えて、しっかり混ぜて食べるうどんである。

kiri_009
(混ぜると、こんな感じになる)

最初、納豆が大量に盛られていたので、少し心配になった。
実は私は、一般的な普通の納豆は苦手の部類なのである。(^^;;
しかし、よくかき混ぜると、生卵が少し半熟目になって、納豆の匂いも消えて食べやすくて美味い!

もっとも、だんだんと、食べてくるうちに、納豆の味が勝ってきて、残念ながら最後まで食することが出来なかった。(^^;;
しゅうさんは、最後の一滴まで飲み干すそうであるが・・・。

kiri_003 さて、しゅうさんは、よく「特製きりうどん」を食べるようで、今回は「梅肉わかめうどん」。
聞くと、どうも昨晩飲み過ぎたようで、このうどんは飲みすぎの後など良さそうだ!?
こちらは650円である。

皆さんも、小松の清水町で飲んだあとは、「きり」で締めのうどんなど食べてはいかがだろうか!?

きり 
小松市清水町63 
TEL 0761-21-1835

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/01/17

金沢の「たぬきうどん」は「あんかけきつねうどん」です。これは京都と金沢だけ

皆さんは「たぬきうどん」と聞いて、どんなうどんを思い浮かべるだろうか?

たぶん、うどんに天かすがかけられているうどんを思い浮かべる人が多いのではないだろうか?ちょうど、昨年末に地元のテレビ局で、この話題に触れていたので、今日は書きたいと思う。

しかしながら、金沢の老舗のうどん屋さんでは、「たぬきうどん」を注文すると、「きつねうどん(小松では「いなりうどん」と呼ぶこともある)」に餡がかかったうどんが出てくる。

調べてみると、「たぬきうどん」が「あんかけきつねうどん」なのは、京都と金沢だけのようである。一般的には、特に関西を除くところでは、普通は「たぬきうどん」といえば、やはり「天かすうどん」を指すらしい。(ちなみに関西では天かすはサービスで出てくる店が多く、「ハイカラそば」と呼ばれていることもあるらしい)

また、余談ではあるが、京都を除く関西では、「きつね」といえば「きつねうどん」。「たぬき」といえば「たぬきそば」で、両方とも油揚げが乗っているのである。

「きつね」の大好物が油揚げなので、「きつねうどん」には油揚げが使われているというのはわかるが、蕎麦に油揚げでなぜ「たぬき」というのかは諸説あるようでわからないようであるが、狐も狸も人間を化かすことがあると伝えられる生き物なので、うどんと蕎麦を狐と狸(蕎麦は色が黒っぽいので狸?)に見立てたのではないだろうか?と言われている。

(またまた余談であるが、マルちゃんの「赤いきつね」は油揚げの乗ったうどん、「緑のたぬき」はかき揚げが乗った蕎麦である。)

さて、先ほど、金沢と京都のうどん屋のみ、「たぬきうどん」を注文すると「あんかけきつねうどん」が出てくると書いたが、実は最近は金沢でも京都でも、「たぬきうどん」を注文すると「天かすうどん」が出てくるところも多いようである。
私のブログを読んで、うどん屋さんで「たぬきうどん」を注文される方は、お店の人に、どんなうどんなのか確認をしたほういいかもしれない。

nakahisa_002 では、実際に食べに行った「たぬきうどん」を紹介しよう!

行ったのは、小松の私のお気に入りの鮨屋「志の助」の隣にある「中久亭」といううどん屋さん。
なぜ、ここに行ったかと言えば、冒頭書いたテレビ番組でも、ここのご主人がインタービューを受けていたからである。

行って早々、テレビで見た「たぬきうどん」を注文。そして、ご年配のご主人が出してくれたのがこれ。

nakahisa_003

まさに、「あんかけきつねうどん」である。

色々、ご主人とも、この件で話をしたが、やはり、「なぜ、金沢と京都だけそうなのか?」「きつねとたぬきのうどんの云われ」など諸説あって定かではないらしい。テレビでは、明治時代に金沢の加登長総本店の主人が関西からうどん職人を呼んで金沢でうどん屋を開業したときに伝わったのではないか?ということであったが・・・?
でも、そうならば、うどんが伝わった地方で金沢だけが残るというのもおかしい気もする。

何はともあれ、金沢は京都の文化が、いまも色濃く残っている土地柄。味的にも似たような交流があったのかもしれない?

さて、味のほうであるが、出された「たぬきうどん」はシンプルそのもの。うどんにきざみ油揚げ、それに汁にとろみが付いた餡がかけられているだけである。聞くと、オロシ生姜を乗せることもあるようだ。また、京都ではきざみネギも乗せられていることも。
そして、さらには「たぬきうどん」でも、溶き玉子にとろみあんかけがかけられているものも存在するようである。

奥深し!「たぬきうどん」。

さて、肝心の味のほうであるが、うどんはもちろん自家製手打ちの「小松うどん」。細めに打たれたうどんは、しっりとしたコシがあって、また、ツルツルっとノドに消えていく。
もっとも、熱いあんかけがかかっているので、最初からいきなりツルツルとやっては、ノドがやけどしてしまうが・・・。(^^;;
うどんに油揚げだけのシンプルな構成なので、余計うどんの旨さが光っていた。

ただ、少し残念だったのは、油揚げそのものがイマイチだったかもしれない?

中久亭
小松市栄町4
TEL 0761-22-6200
日曜休

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006/01/16

金沢21世紀美術館の中にあるFusion21(フュージョン21)はアートなカフェ

2004年10月9日にオープンした金沢21世紀美術館。すでに当初の予想を大幅に上回る150万人以上の来場者があったようである。

21c その金沢21世紀美術館に唯一入っているカフェがFusion21(フュージョン21)である。Fusion21は、前にも紹介したことがあるメープルハウスがやっているお店である。

金沢21世紀美術館のモダンな空間を利用し、それを取り巻く広大なガーデンをも融合したアートな空間を作り出しているFusion21は、金沢21世紀美術館を訪れる内外の人たちをスタイリッシュに迎えてくれる。

内部はとても開放的!ガラスのアートサークルに沿ったダイニングで、モダンフレンチのランチを食べることも出来るし、明るい雰囲気で楽しむカフェも人気で、混んでいることが多いカフェである。

実際、私が行った時もランチ時はとっくに過ぎていたのに、順番待ちであった。
そんな時間帯に行ったので、今日はランチの紹介ではなく。デザート&カフェの紹介である。

さて、このFusion21はメープルハウスの経営であると書いたが、メープルハウスと言えば、やっぱりケーキだろう?
Fusion21でも、9種類からケーキや、色んな飲み物を頼み、ゆったりとコンテンポラリーアートを見たあとの感想を話し合ったり、疲れを癒したりすることが出来るいい空間である。

写真は「かなざわ美人プレート」。「かなざわ美人」とはメープルハウスが作っているスフレチーズケーキのお菓子で、ふわふわ・しっとりとした食感が人気のお菓子である。その「かなざわ美人」に、日本茶かハーブティかジャスミンティと組み合わせて、630円。

21c7

食べて飲んで見て、スフレチーズケーキにジャスミンティはあまり合わなかったかな?とも思った。(^^;;
コーヒーや紅茶も加えてくれるとありがたい。ちなみに、この日のハーブティは、レモンバームであった。こちらは、爽やかな風味で後味も良かった!

megu_025

皆さんも、金沢21世紀美術館に行かれたときは、Fusion21で、少しホッとしてみてはいかがだろうか?

そうそう!注意が必要なのは、結婚シーズンになると、このお店を利用してウェディングパーティが開かれていることもあるので注意が必要である。特に土日は注意が必要で、もし、このFusion21を目的に金沢21世紀美術館を訪れるのであれば、一度電話などで確認を取っていかれたほうが無難かもしれない。

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/01/14

今年最初の「志の助」香箱ガニはもう禁漁になりました

shinosuke_021私のブログでも毎度おなじみの鮨屋「志の助」に今年初めて行ってきた。

香箱ガニの解禁期間は1月10日まで。今年最後の香箱ガニを食べてきた。

今回も4人というグループだったのだが、ちょうど、年明け最初の寒波が到来しているときで、ネタ的にはちょっと心配したが、そちらの方は大丈夫で、さらにはお昼が忙しかったこと、そして、出前も多かったということで、ネタの量が、何と我々4人分しかないので、今日は他のお客が居ないということ!

ははは。そういうことで、普段はまったくお任せでお願いするのだが、この日は少しわがままを言って、新作ネタを出してもらうことに。

出されたのがこれ。「マグロの赤身の炙り」をあら塩で。

shinosuke_027

表面だけを炙ってあるのだが、赤身なので、味的には「かつおのたたき」に似ている。あら塩の旨みが赤身と調和して、酒のつまみにはいい感じであった。でも、今度は中トロあたりで食べてみたい気にさせられた。

続いては、香箱ガニ尽くし

shinosuke_024

香箱ガニの半身と、握り2貫。
左は、足の抜き身に内子とミソを乗せたもの。右は胴体のほぐし身に外子と内子を乗せ軍艦巻きにしたもの。
両方とも、醤油につけずに酢橘だけで食べるのだが、カニの旨みがそのまま味わえる。

最後は、ブリのスナズリの握り

shinosuke_034

スナズリとは、ブリのハラスの端の身のこと。
よく動く部位なので、上品な脂がのって旨い!特に寒ブリのはいい感じである。

この日一緒に行った人のうち、2人は初めて志の助の鮨を食べたのだが、案の定、虜になったようである。(笑い)
おつまみも握りもフルコースだったので、少し値が張ったが、満足してくれたようである。

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (20) | トラックバック (0)

2006/01/11

Bar エスメラルダの中田くん、全国バーテンダー技能競技大会今年の作品早々と紹介

久しぶりに、お酒の話題である。ご存知、エスメラルダの中田くんは、昨年の全国バーテンダー技能競技大会の全国大会に出場したほどの腕前である。

今年の全国バーテンダー技能競技大会の最初の関門である石川県の予選は2位で通過したようであるが、そのカクテルを昨年末に飲ませてもらったので、今日は紹介したいと思う。

今年のコンクールでは、オリジナルカクテルの課題が決まっているようである。テーマは「食前酒」。

shinosuke_014 食前酒と言えば、シェリーとかキールなどの甘いお酒を思い浮かべる人も多いだろうが、今回飲んだコンクール作品、『Original sin ~禁じられた果実~』は、甘い中にもすっきりとした後味が好印象のカクテルであった。Original sin(オリジナル・シン)とは、エデンの園でアダムとイヴが蛇に魅せられて掟を破って食べてしまった果実、人類最初の罪、原罪の意味だそうだ。

カクテルで重要なのは、味と見た目。この辺は料理にも合い通じるものがあるようだが、案外忘れがちな食前酒も、これから美味しいものを頂くプロローグとして、もっと注目してもいいのかもしれない。

今回、中田君から特別に、今年のコンクールの作品のレシピを教えてもらったので、参考までに書いておく。

『Original sin ~禁じられた果実~』レシピ
ドライジン 25ml
ドライシェリー 20ml
グリーンアップルシロップ 10ml
レッドレモンリキュール 5ml
フレッシュレモンジュース 1tsp(ティスプーン)
をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。

shinosuke_013 そのとき飲んだカクテルを、あと、一つ紹介しよう!
その名も、『with TAITANIC』。
そう!あのタイタニックをイメージして作られたカクテルである。沈んでいるレッドチェリーが「碧洋のハート(Heart of the Ocean)」を表しているのだろう?

『with TAITANIC』レシピ
グリーンアップルリキュール 25ml
フレッシュグレープフルーツジュース 35ml
をシェークしシャンパンフルートグラスに注いで、シャンパン適量で満たし軽くステア(混ぜる)、レッドチェリーを沈め、ブルーキュラソー 1tspを沈める。

bar「ESMERALDA(エスメラルダ)」
小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
営業時間:PM6:00~ 火曜定休

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/01/10

Angelegalo(アンジェレガーロ)のパスタにリゾット

小松のイタリアンのお店「アンジェレガーロ」は、前にも紹介したことがあるが、今日はパスタとリゾットを紹介したいと思う。

このお店は、インテリアなどもイタリアから取り寄せたものが使われており、お店の雰囲気もイタリアンテイストあふれるいいお店である。

食べたのは、このお店のメインのランチだと思うが、アンジェランチで1575円(税込み)である。「前菜盛合わせ」「スープ」「プリモピアット」「サラダコンポート 」「パン 」「ドルチェ(デザート) 」「飲み物」がついており、お得なランチである。

「プリモピアット」はパスタ、ピッツァ、リゾットの中から選べる。ピッツァについては、前回も紹介したと思うので、今日は残りのパスタとリゾットの番である。(笑い)

ちなみに、今回の「前菜盛合わせ」は「わかさぎのエスカベッシュとベーコンとキノコのキッシュ」。・・・写真を写したのだが、なぜかファイルが壊れていた。(^^;;

12月の「プリモピアット」は以下から選ぶことが出来た。毎月月替わりだが、大体この程度の種類がメニューにはあるので、組み合わせ次第では、何度も飽きずに来ることができるだろう?

パスタ
(1) カキ貝のスプマンテクリームパスタ
(2) 牛肉とキノコの大葉添え和風パスタ 大根おろし添え
(3) サーモンマリネとルッコラ添えパスタビアンコ

ピッツァ
(4) 魚のスモークのせトマトとバジルのピッツア
(5) ベーコンと卵のデミグラスソースがけピッツア

リゾット
(6) 豚ばらの煮込みとネギの和風リゾット
(7) ベビー帆立と小海老のトマトリゾット

さて、私達が食べたのは、パスタは「カキ貝のスプマンテクリームパスタ」。リゾットは「ベビー帆立と小海老のトマトリゾット」。

パスタは、そこはかとなくスプマンテの味と香りがして美味であったが、クルームがこってり系で、最後は飽きが来たかな?(^^;;

ange_011

リゾットは、とても美味しかった!ベビー帆立と小海老の味がほどよく染みて、食感もちょうどいい感じ。トマト味とのバランスもGoodであった。

ange_009

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/01/07

NATURAL FRENCH DINING MEGU(メグ)は自然の素材と味を大切にしたお店

MEGU この頃、フレンチを紹介することが多い気もするが、お屠蘇気分も抜け切らない4日にフレンチを食べに行って来た。

実はイタリアンやフレンチなど、まだ紹介していないお店も色々あったのだが、予約の電話をかけてみて、なかなか4日から空いているこの手のお店も少ないことがわかった。

幸い、MEGU(メグ)がやっていたので良かった。ここMEGU(メグ)は、過去にも何人かの人の「いいお店」だと聞いていたお店なので、期待をして出かけたのだが、まずはお店が思っていたより大きかったことにびっくりした。

見ると、どうだろう?100人近くは一度には入れるようなお店の広さ。奥には個室もあるようである。行った日も個室にもお客が入っているようだった。これだけ大きいと、これまでの経験からすると、味の面でちょっと不安も頭の中をよぎったのだが・・・。インテリは白を基調とした落ち着いた感じで好感が持てた。

ここのウリは「有機野菜など食材を厳選し、フレンチを基本とした料理法」なのだそうだ!?看板にも「NATURAL FRENCH DINING」と書かれている。店の名前の「MEGU」は自然の「恵み」からとったそうであるが、店名にもオーナーの姿勢が現れていることがわかる。
味的にはフレンチというよりもコンチネンタルと言ったほうがいいかもしれない。素材にこだわっているので味もどちらかと言えばシンプルが基本。それに有機野菜なので体にもいいのが嬉しい。

MEGU2

MEGU3 ランチの基本は「有機野菜をふんだんに用いたオードブルバイキング」が組み込まれたコースが中心。A・Bのコース、それにこの日はやっていなかったが一番リーズナブルなランチセット(1200円)も、オードブルバイキングが組み込まれている。

個人的な意見だが、私はこのようなバイキング形式は、あまり好きではない。料理は、暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく食べたいと思っている。暖めるための火など使っているところもあるが、料理が乾燥して美味しくなくなるので、パーティなどの止むを得ないケースを除き、どちらかといえば遠慮したい。出来れば、バイキングを抜いたコースも設定して欲しいと思う。

行った日のオードブルバイキングには「大根とサーモンのマリネ」「古代米のサラダ」「有機野菜のライスサラダ」「水菜サラダ」「トマトのモッツァレラチーズのせ」「鶏のレバーのパテ」「カボチャのバルサミコソース和え」「白いんげんとツナのサラダ」などが並べられていた。

さて、この日、私が食べたのはコースAで1800円。

本当はコースBの方を選びたかったのだが、メイン料理にどうしても肉を選ばなくてはいけなかったのでAにした。
メインは以下の4種類からのチョイス。私は必然的に「本日の魚料理」(^^;;
出来れば、魚も2種類ほどからのチョイスだと嬉しかったかな?

・本日の魚料理
・鴨モモ肉のコンフィ
・能登豚バラ肉の黒胡椒焼き
・牛ロース肉のステーキ

megu_011

ちなみに、この日は、タラと貝柱の白ワインソース。
味はそんなにこってりとしていないので、私好みの味だった。

そして、今月のデザートは以下の3種類から。

チョコレートのムース
クレームブリュレ
抹茶のスープと洋なしとシャンパンのゼリー


MEGU4 私は「クレームブリュレ」をチョイス(写真下)。写真上の本日のプティスープは「大豆のポタージュ」で、こちらは美味しかった。

私はディナーをこのお店で食べた経験がないので、ランチだけでMEGUの評価を書くのを差し控えたいと思う。今度はディナーを食べてみたい。

ただ、私の食べたランチの価格と、味や雰囲気、サービスとのバランスは取れていたと思う。

MEGU
金沢市窪4-400
TEL 076-280-7575
火曜休 11:00~14:00、17:00~21:30

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »