神泉「呑み切り」は秋の味覚と志の助の鮨、それに美味しいお酒
今年も東酒造で「呑み切りの会」が開かれた。60名以上の方々が全国からはせ参じてくれた。
久しぶりに私も世話人の一人として準備から参加したのだが、毎年不思議なことで、この会は雨に祟られたことがない。開催は5日の土曜日であったが、3日の祭日、昨日の日曜日も雨で寒い日であったが、5日の日はとてもいい天気で11月とは思えない暖かい日であった。
一応、この会は毎年2回開かれており、春は新酒の出来上がりを祝い、絞りたてのお酒を味わう「あらばしりの会」と、ひと夏越えて成熟された日本酒を秋の味覚とともに楽しむ「呑み切りの会」である、
毎回、お茶室でのお茶会と、利き酒もあり、和服で参加の方も多いのだが、今回は粟津温泉「法師」の若女将、ひがしの茶屋街「懐華楼」の女将なども参加してくれ、花を添えていた。
今回は秋本番の品々に、冬のはしりの一品も加わり堪能することが出来た。松茸はもうそろそろ手に入りにくくなったが、今回は運よく人数分の松茸を手に入れることが出来たので、何と!一人一本の松茸を堪能することが出来た。
松茸60本が、陶芸家の村久木さんの陶板の上に置かれている様は壮観である。なかなかこういった絵は見ることが出来ないだろう!?
あと、メインの料理はお鮨!もちろん「志の助」である。
今回は、秋と冬の旬を取り混ぜて出してくれた。メイン食材はこれからが美味しさの本番である出世魚「ブリ」。私は寒ブリをうす造りにしてもみじおろしで食べるのが一番好きであるが、やっぱし志の助さんもそのように出してくれた。あとは、甘エビもプリプリの大きなもので旨かったし、マグロのトロも堪能。言うことナシの味である。
そして最後に、朱塗りの大杯に並々と注がれた熱燗に、ずっと囲炉裏で焼いていた大きな鯛を入れた鯛酒で締める。あまりに美味しいので飲みすぎると、とたんに酔いが回るので注意が必要であるが。
そうそう!最後に、今回飲んだお酒の方も紹介しておかねばならない。まずは神泉大吟醸の無濾過生原酒で上品な甘味で美味しい。次は純米大吟醸の「穂の香」。こちらも無濾過の純米大吟醸の生原酒で、私の一番好きな純米酒。料理の味を引き立ててくれる。最後は吟醸の原酒生酒の「ひやおろし」。しぼりたての吟醸酒を マイナス2.0度で貯蔵熟成させて、すっきりした味わいに仕上がっている。どれも美味しいのだが、やっぱり、それらの酒が作られた場所で飲むのが一番である。
毎年、このような会を開いている東酒蔵に感謝である。
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コメント
おーばさん
おはようございます。
はいはい。
いつでも歓迎しますよ!(^_-)
投稿: あさぴー | 2005/11/10 08:18
また行きます!
3日ほど出張に出ていたので反応が遅れました。
投稿: おーば | 2005/11/09 22:47
しゅうさん
こんばんは。
来ればよかったのに~!
投稿: あさぴー | 2005/11/07 20:00
拾弐号さん
こんばんは。
北陸の酒蔵では、このような催し物を行っているところも他にあるみたいですよ。
東酒造はフードピアの会場にもなっています。
投稿: あさぴー | 2005/11/07 19:58
朝からよだれが出ました。
行きたかったな〜
投稿: しゅう | 2005/11/07 08:47
あさぴーさん、おはようございます。
いいですねぇ~美味しいお酒に美味しい料理。
こういった事をやっている酒蔵はそんなに
無いのでとても羨ましいです。
神泉は地物のカニとの相性も良さそうですね!
投稿: 拾弐号 | 2005/11/07 08:38