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2005/11/19

日本三名菓の一つ、森八の「長生殿」は加賀の香りがいっぱい

tyouseiden前にも紹介したが、加賀藩の前田家は、百万石の大藩。その財力により長年にわたり伝統文化の奨励に勤め、それにより培われ、現在の京都と並び称される文化県石川の礎を築いている。

それは、大藩で、なおかつ外様で あった加賀藩には絶えず幕府の目が光り、その追及をかわす生き残り策として、歴代藩主は文化政策を講じたといわれている。九谷焼や加賀友禅などが有名である。

そういった中、太平の世の中で茶の湯の嗜みも武士にとって欠かせない営みとなったのであるが、加賀藩は利家以来、代々茶の湯を大切にしてきた。千宗室をはじめ有名な茶人を抱えて茶道を奨励したので、一般武士の間でも茶道が流行した。いまの裏千家は、加賀藩に育てられ現在に至ったといっても過言ではないかもしれない。そのため、三代藩主の利常の隠居の地であった小松には、先代の千宗室から寄贈された千宗好みの茶室があるほどである。

そんな茶の湯にとって欠かせないのはお菓子である。茶の湯が盛んなところは菓子どころとしても有名である。京都に松江に金沢である。

さて、大変前置きが長くなったが、本題のお菓子の話に入ることにする。(^^;;

日本三大名菓と呼ばれるものがある。日本三名菓とは、越の雪(長岡)、山川(松江)、それに金沢の長生殿である。(注:山川の替わりに福岡の鶏卵素麺(けいらんそうめん)が入る場合がある)
三つとも和三盆を使ったお菓子である。

長生殿は、金沢の森八というお菓子屋が作っている、阿波徳島の和三盆糖と北陸のもち米で作られる、いわば落雁である。
口に入れると、ふわりと溶けて和三盆の上品な甘みが口一杯に広がる。そしてさらりと消えていく。一口の抹茶ですっきりと引き締まる何とも言えぬ後味の良さは素晴らしい。作りや形そのものも上品である。少しお値段が高いが、お茶の好きな人にとってはたまらないお菓子かもしれない。

ただ、残念ながらあさぴーは甘いものが苦手である。今回もこのブログのために買ってきて一枚食べたのであるが、一枚でギブアップであった・・・・。(^^;;

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コメント

甘いもの苦手な人に、長生殿はいきなりヘビーすぎますよぉ!カパでも苦手だもん、落雁。しかも、長生殿なんて、今時貰っても、嫌がらせ~っていわれますからね。高いばっかりで。鎌倉の豊島屋の小鳩豆楽ならまだ、食べられます。

投稿: kapako | 2005/11/20 10:08

kapakoさん
おはようございます。
長生殿、kapakoさんも苦手ですか?
安心しました。(笑い)
私も小さい頃は、落雁もよく食べましたが。
(^^;;
長生殿も、甘いものがあまりないころは大変貴重なお菓子だったんでしょうね・・?

投稿: あさぴー | 2005/11/20 10:31

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