ちょっとまだ早いかもしれないが鍋うどんの話題です「中佐中店」
9月も中旬になったが、まだまだ暑い日もある。今日の話題はちょっと先取りで、鍋うどんの話である。
中佐中店は鍋うどんの美味しい店だと前に紹介したことがあるが、まだ実際の写真を載せていなかった。実は今日紹介する写真は6月ごろの写したものであるが、さすがに暑くなるのに鍋うどんもないなぁ?と思い紹介を控えていたものである。今日は中佐中店のいくつかの鍋うどんを紹介したいと思う。
まずは、私がいつも頼む「天ぷらうどん鍋」である。具はいたってシンプル。大きなエビの天ぷらに、長ネギ、えのき茸、かまぼこ、それに生卵が落とされているだけだが、このエビ天の衣に、うどんの汁が染みて、これがマジ旨い!それに、手打ちのぶつ切りされた超極太うどんが、モチモチして歯ごたえもちょうどよく、ツルツルと胃の中に消えていく。
私が何故、この天ぷらうどん鍋をよく注文するかと言うと、それは最後に作る「おじや」にある。私が天ぷらうどん鍋を頼むと、天ぷらは一番最後まで鍋に残し、天ぷらの衣にうどんの汁を一杯吸わせ、その衣を少し残してエビ天を食べる。このいわば天カスのような衣が、「おじや」と作るときに、とてもいい味となってご飯に絡み美味な味となるのである。さらには私がおじやにするときは、汁を全部飛ばすほどに煮込むのである。そうすると、さらに味が染みて美味なる物に変身する。うどんを食べ終わった後に出汁を残しすぎると、雑炊となるので、ほどほどに飲み干しておくことをお勧めする。
さて、次は「牛肉うどん鍋」である。こちらはもちろん私が食べたものではない。こちらも、具は牛肉以外はえのき茸、長ネギ、卵だけのシンプルなもの。しかし、これも肉の旨みが染みて美味しいそうである。食べるときは、出る灰汁をほどよく取り除いておいたほうがいいだろう?
最後の写真は、「小坂レンコンうどん鍋」である。加賀野菜の一つである「小坂レンコン」を贅沢に使った逸品で、お店のウリのメニューだそうだ。こちらも、私はまだ食べたことがないが、野菜中心のヘルシーな鍋うどんで、女性に人気らしい。
さて、紹介した3つのうどん鍋も含めて、すべての鍋コースには、写真の鍋に、おじやセット、抹茶とお菓子、最後にデザートが付くが、2000円近くする値段で、そんなに安くはない。しかし、鍋の味もさることながら、うどん鍋をこのように立派なコース料理に仕上げたことは素晴らしいと思う。
中佐中店(本店)
小松市城南町119
TEL 0761-21-7533
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