道場六三郎「ろくさん亭」仕込みの味!大工町「武の助」
「武の助」のご主人は、石川県山中町出身で、知る人ぞ知る「和の鉄人」道場六三郎氏のお店「ろくさん亭」で働いていた。
場所は、前に紹介した「味処 よし村」のそばである。
和服のいでたちや立ち振る舞いが、今は亡き名幇間【宴の席を盛り上げる男芸者、いわゆる太鼓持(たいこもち)のこと】の「やっちゃん」を思い出させてくれるご主人で、どことなく師匠の道場六三郎に似ていないでもない。
道場六三郎氏の色紙(写真左一番上)や、一緒に写っている写真などが店内に飾られている。
ちょうど、この日、カウンターで隣に座られたご夫妻が、何と!ご主人のご両親だったのである。お勘定をしてもらう間に、昔の道場六三郎氏とご主人の修行時代のことを色々と聞かせていただいた。
道場六三郎氏も、お店にも三度ほど来られたようであるが、乗ってくると前掛けを付けて板場に入り、在る素材で即興で料理してくれたそうである。
さて、グルメ話に移ろう。
食べたのは、まずは「だだ茶豆」と「お造り盛り合わせ」でビールを一気飲み!まだまだ暑い日だったので、これがたまらない旨さ。そのあと「セロリとアスパラのサラダ」「白身薄造りカルパッチョ」「蓮根海老すり身のはさみ揚げ」「生うに天ぷら」などである。どの料理も一工夫された中にもきちんとした味付けがされていていた。アイデアもなかなかである。
そして、最後に秋の味覚の「松茸の土瓶蒸」!
松茸は、「焼き」か「土瓶蒸」に限る!やっぱり旨い!幸せである。。。
今回は単品で頼んでみたが、ここはコース料理ももちろんある。
「武の助」は気軽に入れて、道場六三郎仕込の腕、それに値段も手軽なお店である。お勧めの一軒だろう。
割烹 武の助
金沢市大工町24
TEL 076-263-1715
日曜・祝祭日休 17:00~23:00
| 固定リンク
「 石川グルメ(居酒屋)」カテゴリの記事
- 小松駅前「大阪屋台居酒屋 満マル 小松店」は大阪名物の串かつを気軽に楽しめるお店(2016.06.13)
- 小松末広町「食菜酒房 海都 本店」で久しぶりの宴会コース「グレードUPコース」(2016.04.20)
- 小松の郊外にある「肴屋 さんぱち」は店名の通り380円の肴でとてもお得な居酒屋でした(2016.02.06)
- 金沢安江町「炭魚酒葉(すみさかなさかな)わなか」は柿の木畠「いたる」のDNAを継承(2016.01.04)
- シックな内装とジャズを聴きながら楽しむお店,小松大和町「炉端ダイニング いまどき」はとてもリーズナブル(2015.09.18)
コメント
わかさん
こんばんは。
このごろ、金沢の良さもわかっていただけたみたいで。(笑い)
ありがとうございます。
私も京都にはちょくちょく行くのですが、なかなかゆっくり出来なくて。
残念です。
投稿: あさぴー | 2006/05/18 22:48
あさぴーさんこんにちは。
TBありがとうございました。
「武の助」本当に美味しくて感動しました。
あさぴーさんが召し上がったメニューはどれも美味しそうですね。特に「松茸の土瓶蒸」秋には絶対にいただきたい!って今からわくわくです。これから金沢へ行く機会も増えるのでしっかりあさぴーさんお勧めのお店を参考にさせていただきたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。
投稿: わか | 2006/05/18 13:28
カパコさん
その噂は知らなんだ・・。(^^;;
投稿: あさぴー | 2005/10/03 19:49
武の助のご主人って、ロリコンって聞いたのですが本当ですか。
投稿: カパ | 2005/10/03 10:21
カパコさん
「武の助」のご主人も色々なところに出没しているみたいですが、お店の人もなかなかやりまんなぁ~?
(^^;;
投稿: あさぴー | 2005/10/02 19:45
去年12月、武の助に勤めるアンちゃんと友人の披露宴の席でご一緒しまして、「今度、店に行きます!」と言いながらも未だ・・・
yazawaの「Ⅰ love you ok」熱唱してました。
投稿: カパ | 2005/10/02 16:49
自由なランナーさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
「武の助」話のネタ的にも来客の方を案内するにはいい店ですね!?
味も道場さん仕込でなかなかの味。
たくさん、行きたい店が出来て弱っています。(^^;;
投稿: あさぴー | 2005/10/02 08:53
この店はよくいきました。
社内の飲み会とか、遠方からお客さんがきたときとか、なかなか重宝しました。
金沢も、ますます旬の魚介が美味しくなる季節ですね。
投稿: 自由なランナー | 2005/09/30 23:16