日本茶専門カフェ「茶房 一笑」は加賀棒茶が凛として美味しい
「茶房 一笑」は、前にブログでも紹介した加賀市にあるお茶の老舗、丸八製茶場のアンテナショップである。
この「茶房 一笑」は、本店の「茶房 実生(みしょう)」よりも、高級な路線をいっており、値段も少し高めの設定である。
丸八製茶場といえば「加賀棒茶」が全国的にも有名であるが、やはり、プロが入れてくれた加賀棒茶は違う!家で自分で入れると何故か、こうはいかない。(^^;;
たかがお茶。されどお茶である。こちらではお茶は番茶のほうが好まれる。特に茎部を焙じあげた棒茶がこちらではポピュラーな飲み物なのである。
このお店では、一番摘みのを独自の方法で焙った加賀棒茶ほか、煎茶、玉露、抹茶などが味わえる。何故か、加賀棒茶だけは冷製は選べないが、他のお茶は冷たいものも楽しむことが出来る(7,8月限定)。たぶん、加賀棒茶の冷たいものは水代わりに最初に出されるから、メニューにないのではないかと思われる。
今回は暑い日であったが、暖かい加賀棒茶を頼んだ。1050円だが当然お菓子もついてくる。この日は「白玉ぜんざい」の方を頼んでみた。
実は私は甘いものが大の苦手であるが、ブログのためと思い我慢して口の中に運んでみたが、食べてみると意外に甘くなく。熱いお茶に冷たい白玉の感触が心地よく、そこそこ美味しく食べることが出来た。
さて、「茶房 一笑」は、東山の町家を再生して作られたお店で、設計は松島健さん。お店の名前は松尾芭蕉の「奥の細道」にも出てくる「小杉一笑」からとっている。お店の二階に上がると、朱塗りの壁などがきれいに再生されており、作家の展示会などが随時開かれている。私が行ったときもガラスの作家のものが展示されており、涼しげなガラスの器が、しばし暑さを忘れさせてくれた。
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コメント
あさぴーさん
TBありがとうございますー!
一笑、いきたかったのですがGWはさすがに車が・・・であきらめました。ほんと素敵なお店、次の帰省のときはいきたいな。
加賀棒茶、水出しでいただくことにただいまブームです!
投稿: takako | 2006/05/14 21:53
わかさん
おはようございます。
「茶房 実生」では、丸八製茶場の工場も見学できますしね。
香ばしい匂いがたまりません。
でも、少し、不便なところにありますが。
是非、一度行ってみてください。
投稿: あさぴー | 2005/10/02 09:06
あさぴーさんこんにちは。
「一笑」はとってもすてきなお店だったのですが、
本店の「茶房 実生(みしょう)」にも行く事が出来たらいいな~って思います。
プロが入れてくれた加賀棒茶美味しのでしょうね。
とっても羨ましいです~。
金沢の百番街でよく棒茶をお土産に買ってくるのですが皆さんにとっても喜んでいただいてます。
投稿: わか | 2005/10/01 21:23