小粋に鮨割烹を楽しめる「鮓 一貫」
加賀市にある「鮓 一貫」は外観は「和」のしつらい。中に入ると和風モダン。どことなくイタリアンテイストな感じのする明るい店である。
ここに店を構えて4年経つという。東京青山で修行していたというご主人は38歳。まだまだ若手だろうか?しかし、よく考えると、私の行く店は店主が30歳代の店が多い。なぜだろう?鮨という伝統の和の料理に若い感性を取り入れた握りを提供してくれるところの「匂い」が引き寄せるのだろうか?(^^;;
「鮓 一貫」は今回初めて訪れた。グルメブログをやっていると、「ここ行ったことあるの?」と時々言われる店であるので楽しみに出かけてみた。
店に入って感じたのは、ご主人はこだわりを相当持っているだろうということである。東京の高級店のようにネタケースもカウンターにはない。握っている絵そのものも鮨を食べるという「ハレ」の演出には欠かせないことかもしれない。先ほども書いた内装や、それに器にも凝っている。つけ台(すしを置く台)の代わりに中村久一作の越前焼のまな板皿がデント置かれていたり、料理が盛られている器なども九谷などの作家物を使っている。
さて、本題の食べるほうである。基本的には鮨割烹と呼んでいいだろう。一品料理の種類も豊富である。旬のネタをうまく使っている感じがある。定番物からちょっと鮨割烹としては変わったものも色々あった。
私が今回頼んだのは、いわゆるコース料理であるが、名前が変わっていて「まかせないコース」。「おまかせコース」というのが一般的だろうが、このコースは、その名の通り、一品料理2品を、自由に選べるのが特徴。お得なコース料理をせっかく頼んでも、嫌いなものが出てきた経験が誰しもあるだろうが、このコースならば好きなものを選べるので安心だろう?
この一品料理2品とつき出し、お造り、握り8貫(ちらしも選べるそうだ)、お吸い物、デザートが付いて、4200円である。たぶん、別々に注文すると5000円を軽くオーバーする気がするボリュームである。
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