日本料理「銭屋」の料理は日本料理の枠を超えている?
今日は、先日紹介した、日本料理「銭屋」の料理について書きたいと思う。
もちろん懐石料理で、一品一品目の前に運ばれてくる。そのどれもが、輪島塗や九谷焼の素晴らしい器に盛られてくるのだが、「銭屋」は地の素材にこだわらずに全国の最高の素材を取り寄せて使っているようである。
それも、旬の先取りというか、素材の旬を先駆けて料理に取り入れ、世の中が「旬」となるときには、その素材は使わないようである。もちろん、全てがそうだとは限らないが。
本題に入ろう!では、まずは目で楽しんで欲しい。
私が食べたのは、今回は10500円のコース。一番ベーシックなコースであった。しかしながら、この価格でこの料理のクオリティ!とても素晴らしいし大満足。5月ということで、旬を先取りした鱧や鮎をを楽しむことが出来た。
また、吹き寄せ盛の中に兜の折り紙があり何かな?と思って中を開けてみると、そこにはあわびの肝の塩辛が入っていたり、粋な演出も嬉しいし、ちょっとした驚き楽しみの演出が素晴らしい!
さて、ご飯である。
今回は鯛と新生姜の炊き込みご飯。写真のようにお釜でその都度炊き上げるもの。炊き立てのために、鯛と新生姜の香りと味が際立ちとても旨かった!
余ったご飯は頼めばおにぎりにして持ち帰りにも出来る。もちろん、冷めても美味しく食べることが出来た!
最後はデザート。フルーツと柏餅であった。この柏餅も自家製。上品な味で甘いものが苦手の私でも美味しくいただくことができた。
以上が紹介した料理だが、「銭屋」では、実際にお店で最高の物を食べるのもいいが、旬の素材に一仕事した一品をお取り寄せすることも出来る。家でも気軽に料亭の味を楽しめるのは嬉しい。
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