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2005/04/22

和ろうそくのあかりは心の灯り「高澤ろうそく」

takazawa 皆さんは日頃「ろうそく」というものを家庭で使っているだろうか?そういう私の家でも仏壇に正月や命日だけ「ろうそく」を灯すことがあるが、それ以外ではあまり使わなくなった。

先日、七尾にある高澤ろうそくに行ってきたので、いまどき珍しい和ろうそくの話題を書きたいと思う。

takazawa2 和ろうそくは江戸時代に仏教の普及と共に仏壇の灯明として広く用いられるようになったようで、製法的には、灯芯(イグサの髄)と和紙を巻いて芯を作り、木蝋を調合し、よく攪拌し蝋を手で塗り重ねて太くする「手掛け」製法と、今日では原材料等々をほとんど変えずに「型に流し込む」製法があるそうで、高澤ろうそくは、手掛製法の良さを伝え、風に強く、消えそうで消えにくく、油煙の出が少ないのが特徴だそうである。私も和ろうそくについての知識など、まったく持ち合わせていなかったが、今回、ご主人と奥様に色々教えていただいた。和ろうそくの奥深さと日本人の心を教えていただいたと思う。
実際、普通の日本人、特に40台より若い人にとって、和ろうそくは本当になじみの少ないものかもしれない。冒頭でも書いたが、お彼岸やお盆、正月ぐらいはろうそくを仏壇やお墓に灯すこともあるとは思うが、日常生活の中で和ろうそくを灯す人は少ないと思う。

北陸地方は、浄土真宗が盛んな土地柄。そこに住んでいながら、なかなか和ろうそくを灯し、先祖の霊に手を合わすことが少ないことは、とても恥ずかしいことかもしれない。これからは、なるべく仏壇にもお参りをしたいと思う。

さて、話は変わるが、私もグルメのブログを書いていて、「美味しく食べる」ということは単に「料理された美味しい食材」のみを指すのではないと理解している。
「空間」や「しつらい」「器」なども重要なこと。その中でも「灯り」はとても大切であると思っている。料理を美味しそうに見せる工夫は、実はお店でもあまり意識していないところも多いのではないだろうか?

高澤ろうろくにお邪魔して思ったのだが、和ろうそくの灯りは、実に料理の彩を変えるような気がした。

高澤ろうそくでは、Webショップもやっている。「ろうそく屋 浅次郎」である。全国どこでも発送してくれるので、もし興味があれば覗いてみて、気に入ったら、たまには和ろうそくの灯りで過ごしてみるのもいいのではないだろうか?

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コメント

そのろうそく少しですが有楽町の能登の商品を売る店に置いてあります。
最近はろうそくを食卓に置く人も多いですから、仏事だけでなくアレンジして使えるだろうなあ、と思いつつ、使ったことはないです^^;

そういえば外国人に送ったら喜ばれました。

投稿: kawahara | 2005/04/22 12:32

kawaharaさん
能登ふるさと館にも売っていますね。
和ろうそく、ヨーロッパの人に人気らしいですよ。

投稿: あさぴー | 2005/04/23 09:38

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