« 昭和レトロな隠れ家サロン「よふ葉」で飲むワイン | トップページ | 北陸の気候と金沢の土地が生んだアート「金箔」 »

2005/04/07

山代温泉「あらや滔々庵」、春の宴は春爛漫

araya3先日、去年の夏以来久しぶりに「あらや滔々庵」へ行ってきた。ズワイガニのシーズンも終わったが、これが本当に最後のカニである。

「あらや滔々庵」は源泉の宿で、その名の通り、お湯が滔々と湧き出ている。山代温泉は全国的にも大変めずらしく地下僅か数十メートルから自噴している温泉。中でもあらや滔々庵の湯量は1日540石(約10万リットル 1石は180リットル)と山代随一。20室の小さな旅館だが、小さいが故に、温泉にはゆったりと入ることが出来る。露天風呂が付いた部屋もある。

さて、今回は料理の話である。先月末に行ってきた。ちょうど、北陸にも雪が降った日でとても寒かった日である。
あらや滔々庵は懐石料理で一品一品部屋に運ばれてくる。ちょうど、3月末ということもあり、冬の幸と春の幸の両方を楽しむことが出来た。

さて、写真が小さくて恐縮であるが、上から順番に説明する。ちょうど、その日は少しめでたいこともあり、ご主人が気を利かせてくれて祝の演出をしてくれた。こういったときは贔屓にしていると役得があるので嬉しい。

まずは、先付け。左はウニ豆腐トンブリ乗せ。右はにごり酒。真ん中は海と山の幸の盛り合わせ。
2番目はお造り。ズワイガニとさよりとあら、それにボタンエビ。あら塩で食べると美味であった。
3番目は焼き物。鰆の西京焼き。魚ヘンに春と書いて「さわら」。いい感じである。
4番目は蒸し物。こちらも春の魚で、めでたい日に特別に作ってくれた鯛蒸し。鯛とおからに旨みがしみて、これまた美味。
5番目は酢の物。これも春から夏にかけてが旬のホタルイカと白魚の酢の物。
6番目は再度、焼き物。ズワイの焼きガニ。これは肝心な足のところの写真を撮り忘れた。(^^;;
7番目は椀物。蛤しんじょう。
8番目は揚げ物。山菜の天ぷら。ゆず塩で食べると、山菜の苦味が口と妙にマッチする。
で、最後は鯛茶漬け。これが旨かった!これまでの料理でお腹が一杯だったが、さっと胃の中に消えた。
おまけで最後にお酒の写真を載せてある。飲んだのは常きげんの純米吟醸

見てのとおり、この「あらや滔々庵」では、器もいいものを使っている。九谷焼が中心だが、須田菁華や地元の作家の九谷。山中塗。織部焼きなど、素材と料理法に合わせて、素晴らしい演出をしてくれる。

そうそう、上の順番は、料理の出てきた順番ではない。写真の上からの順番であることをお断りしておく。あと、写真を拡大して開くときには、右クリックして「リンクを新しいウインドウで開く」で見ると、全体を見ることが出来る。

最後に!
「あらや滔々庵」の離れに「有栖川山荘」がある。ここでは、そうそくの明かりに照らされて、ワインを飲むのが、食後の楽しみの一つである。こちらの話はまた次回ということで。

人気blogランキングです。この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 料理ブログへ

|

« 昭和レトロな隠れ家サロン「よふ葉」で飲むワイン | トップページ | 北陸の気候と金沢の土地が生んだアート「金箔」 »

石川グルメ(温泉旅館)」カテゴリの記事

コメント

 いつも亀のように遅くて申し訳ありませんが、こちらもトラックバックさせてください~。
 横浜のアルバも行ってきましたし、がんばって記録しますです。

 この旅館はまた行きたい宿として記憶に残りますが、近くの文化財の宿「白銀屋」やスタイリッシュだという「べにや無可有(でしたっけ?)」は泊まったことありますか? 子供が大きくなるまでは再訪なんて無理ですが、興味ありますです~。

投稿: 驢馬人 | 2006/06/16 17:24

驢馬人さん
こんばんは。
TBありがとうございます。
アルバにも行かれましたか!?
白銀屋さんは、星野リゾートに経営が変わってからは行っていませんが、昔から、魯山人の宿として有名です。
べにや無可有は、いま女性に人気の宿ですが、私は残念ながら泊まったことはありません。

投稿: あさぴー | 2006/06/16 20:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70453/3599791

この記事へのトラックバック一覧です: 山代温泉「あらや滔々庵」、春の宴は春爛漫:

» 「あらや滔々庵」 [横浜発 驢馬人の美食な日々]
「あらや滔々庵」(☆☆) http://www.araya-totoan.com/    山代温泉 の名旅館といえば「べにや無可有」 、「白銀屋」 、そしてここと聞きます。  宿名は大聖寺藩主専用の湯壷の鍵を預かる役目についた初代荒屋源右衛門に由来。  源泉をすぐ隣に持ち、か... [続きを読む]

受信: 2006/06/16 17:13

« 昭和レトロな隠れ家サロン「よふ葉」で飲むワイン | トップページ | 北陸の気候と金沢の土地が生んだアート「金箔」 »