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2005/03/14

ある意味グロテスクなナマコからこんな美味なるものが

konowatakuchiko日本三大珍味といえば、唐墨(からすみ) 海鼠腸(このわた) 海胆(うに) のことを指す。いずれも大量製造がしにくく、入手困難であったことにより日本三大珍味と言われていたようである。

今日は、そのうちの一つ「このわた」を紹介しよう!また同じナマコからとれる珍味「くちこ」もあわせて紹介したいと思う。

海鼠(ナマコ)の腸の塩漬けを「このわた」という。また卵巣の素干しを干口子(ヒグチコ)といって辛口の人には、幻の酒肴として珍重されている。ナマコは口から産卵するので「くちこ」と呼ばれているし、時にはナマコの子であるから「このこ」、三味線のバチのように三角形に干すので「バチコ」と呼んだりもする。

Nanaowazima_020

能登のナマコは、日本海の荒波にもまれ、身が締まりよく、とても美味しい。そのナマコから作られる「このわた」と「クチコ」も当然美味しいし、全国から注文が来る。
もう、この時期では生産は終わったかもしれないし、新鮮な「このわた」は手に入りにくいかもしれないが、「クチコ」のほうは天日干ししているので、もう少しの期間は楽しむことが出来る。

「このわた」は竹の筒の入っているものがいい。そのまま器に盛り、酒の肴として食べるが、海の香りがして酒が進む。「クチコ」は少し火で炙って食べるのがいい。こちらも熱燗と一緒に食べると、口の中で汐の味わいが広がって美味である。

両方とも、いいものは値段も張る。「このわた」は小さな竹筒に入ったもので2・3千円。「クチコ」は小さめのもので、3千円。大きいものだと5千円以上するので、そんなに食べられるものでもないが、能登の温泉旅館なでに行くと夕食に出てくるところもあるし、寿司屋さんではメニューに「このわた」などを書いてあるところもたまにある。

昔のように、冷蔵庫のなかった時代には、新鮮な海産物はとても貴重品であった。そんな時代だからこそ、三大珍味と呼ばれるこれらのものは珍重されたのかもしれない。しかし、保存技術が発達した今は、逆に人手に頼る加工技術の担い手が不足し、さらには新鮮な素材が近海でなかなか手に入らなくなっていることなどで生産量が激減し手に入りにくくなっているのかもしれない。このような珍味がずっと食べられるように願うばかりである。

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コメント

金沢から、帰りました。あいにくの雪~じゃなくて私歓迎の雪の舞いでした(笑)
このわたね、両親の郷里愛知県三河の海では、ウン十年前までたくさん取れていました。父がお酒好きで、晩酌にはよくでていましたよ。
このわた、炊きたてごはんにのせていただくとまた、美味しいですよ。
私もよく食べていました。
今は高くて買えないけれど、子供の頃は並のウニのビン詰めくらいの値段で買えていたようです。

月よみ山路と棒茶買ってきました。

投稿: ヴィオラ | 2005/03/15 12:33

ヴィオラさん
やはり金沢に・・・・。
あさぴーは今日は大阪でした。
月よみ山路と加賀棒茶!goodな取り合わせです。(^_^)
「このわた」もともとは三河産が日本三大珍味の産地なんですよね!?

投稿: あさぴー | 2005/03/15 22:44

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