石川県は大太鼓のシェア1位です「浅野太鼓楽器店」と「炎太鼓」
たまには、グルメ以外の話題も書きたいと思う。石川県松任市に浅野太鼓楽器店という大太鼓のメーカーがある。
ここは、特殊な技術を要する口径三尺(約91)以上の大太鼓について全国生産高の約七割のシェアを維持している。この浅野太鼓の専務である浅野昭利さんとは懇意にさせていただいているが、今日は彼が産みの親であり、成長を支えている女性3人の太鼓のプロ奏者グループ「炎太鼓」を紹介したいと思う。
地下朱美さん、山本綾乃さん、木下千恵子さんの3名で構成される炎(実際は火を3つ書く)太鼓は、1992年に地下さんと他の2名(結成当時のメンバーは山本さん、木下さんと違う)で結成され、同年に山本寛斎さんがモスクワで開いた『ハローロシア』やカーネギーホールでの演奏など、世界中を飛び回って演奏活動を続けている。
浅野専務には、前に無理をお願いして、東京のNHK情報ネットワークの会合「I-Media」で炎太鼓の演奏してもらったことがある(写真)。そのときはまだ地下朱美さん、山本綾乃さんの2人だけがメンバーで、漢字の通りの炎太鼓であったが、昨年、木下千恵子さんが入ってめでたく三つの火を重ねた「ほのお太鼓」となった。3人の「ほのお太鼓」は昨年8月の金沢城の夏のイベントで久しぶりに聴いたが、やはり3人になってさらにパワーアップした感じである。
結成当時からメンバーでリーダーの地下さんは、30才を過ぎたころから太鼓をはじめ、いますでに、ん十歳を超えているが年を重ねるほどに太鼓の円熟味とパワーも増しているような気がするのは私だけだろうか?
現在は、3人での「ほのお太鼓」での演奏はもちろん、他のミュージシャンやアーチスト達とのコラボレーションにも新しい境地を見出している。これからも益々の活躍を期待している。
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