石川県はラーメン不毛の地?「なんでやろ?」8番ラーメン
日本で一番数が多い麺類のお店はラーメン店であろう?元々は中国にルーツはあるのだろうが、日本人の舌に合うように独自の進化を遂げてきたラーメン。日本全国にご当地ラーメンが数々誕生してきている。
しかしながら、石川県にはラーメン通をうならせるほどのご当地ラーメンがないと、まわりのラーメンフリークたちは嘆く。
確かに、私も県外の人に「美味しいラーメン店はどこですか?」と聞かれても、答えに窮するかもしれない。私もよくラーメンを食べるし大好きな食べ物である。もちろん、県内外のいろんな店でラーメンを食べた。でも、石川県で美味しいと思ったラーメンは、大体が県外資本か、フランチャイズのお店である。なかなか、これと言ったラーメン店に当ったことが無い!そして、その県外有名店でさえも石川県では苦戦している。あの佐野実の「支那そばや」や山頭火でさえも、2年ほどで撤退に追い込まれている。
しかし、よく考えると、今のようなご当地ラーメンと言ったコンセプトがなかった時代。いまから30年も前に石川県にはご当地ラーメンと言ったものが存在した。ただし、オリジナルは札幌から持ってきた味ではあるが・・・。
そうである!「8番ラーメン」である。
私が高校生だったころは、毎週のように食べていたものである。当時、ラーメンといえば「中華そば」。札幌ラーメンでは「どさんこラーメン」が唯一こちらでは食べられていたと思う。その中にあって、キャベツやもやし、ニンジンなどの野菜が山盛りに盛られ、みそや醤油、塩などの味が選べた8番ラーメンはスター的存在であった。
その後、県内の至るところにお店が出来、フランチャイズ化されたシステムは県外のみならずタイ、中華の本場、香港・台湾などにも出店しているほど大きな会社になった。もしかしたら、石川県にあまりオリジナルなラーメン店が生まれてこないのは、この8番ラーメンの存在が大きいからかもしれない。
しかしながら、私の周りに入るラーメンフリークには8番ラーメンの評判は芳しくない。県外から来た人を連れて行っても、そんなに「旨い」と言ってくれる人はいない。
なぜであろうか?やっぱり札幌ラーメンに近い味だからだろうか?個人的には野菜がたっぷり入って栄養バランスもよく、味もそこそこの8番ラーメンは好きであるが・・・・。
| 固定リンク
「 石川グルメ(ラーメン)」カテゴリの記事
- 野々市から白山市に移転してきた人気店「中華そば 響」はとろみスープが特徴の煮干ラーメン(2016.06.03)
- 富山ブラックラーメン「麺家いろは」のネクストブランド「松任製麺 松任本店」で魚介つけ麺(2016.02.13)
- 「虎と龍 片山津店」はあっさりの博多屋台系とこってりの久留米とんこつラーメンがウリのお店でした(2016.02.15)
- 「けいすけ」グループ白山市の味噌ラーメンのお店「大地」が新しく「肉そばけいすけ 松任食堂」に!(2015.10.21)
- 白山市鶴来のお好み鉄板焼き「お食事処 若竹」でご当地グルメ「つるぎTKGY」初体験(2015.06.28)
コメント