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2005/01/15

猛毒を持つフグの卵巣も石川では旨いものに変身する「すみげん」

sumigenフグは毒を持っていることは皆さんのご存知のことだと思う。「フグは食べたし命は惜しし」 と昔から言われ、フグ一匹で人間を30人ほど殺すことが出来るという。

そのフグの部位でも卵巣は特に危ないところであるが、その猛毒も菌の力にかかると、美味なものに変身するのである。ただし、このフグの卵巣も石川県以外に作ることは出来ない。江戸時代の昔より食べられていたという事実により、特に食品衛生法で石川県のふぐの子糠漬だけ製造を許可されているのである。なぜ毒が消えるのかはよくわかっていないが、毒は漬け込んで3年で消えるのである。たぶん、多くの人がこれまでにフグの毒により死亡しただろう?その見返り神様が与えてくれた珍味かもしれない?

フグの粕漬や糠漬は、小松近郊の美川町が有名であるが、私がいつも買うのは小松の商店街にある「すみげん」というお店である。すみげんの創業は江戸時代末期の嘉永年間(1848~1854)。角谷源平が北前船によって運ばれた海産物を商ったことに始まる由緒あるお店である。

このお店のリニューアルをプロデュースしたのは、「お友達」のところでも紹介している東京の建築家、丸谷博男さん。お店は町屋の昔の家の良さを残しながら新しい粋なデザインのお店になっている。「すみげん」のご主人とも懇意にさせていただいているが、昨年、長男が帰ってきて一緒に頑張っている。ゆくゆくはあとを継ぐのではないか・・・?

さて、私がいつもお土産などに使うのは、フグの粕漬と糠漬の薄くスライスして切ってあるもの。フグの粕漬や糠漬は洗わずに薄く切って食すのが旨い。日本酒のつまみにも良し、そのまま暖かいご飯で食べても良し、お茶漬けでも美味しい。各々735円である。ホームページから地方発送も出来るので是非一度食べてみてはいかがだろうか。

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